詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

一心に

2011年06月26日 11時18分56秒 | Weblog

  一心に 生きるわが道 挫けずに

                 いつの日か 咲かせてみたい 夢の花

 

          【冠 句】   今を生き 躓いた石並べ替え

          【冠 句】   水面下 芯の強さで咲かす花

          【冠 句】   青き背 担う苦労も軽々と

          【冠 句】   雲を追う 人生の旅赫灼と

          【冠 句】   思い切る 長い人生ひと休み

          【冠 句】   川の彩 はんなりと生き花筏

          【冠 句】   旅の果て みんなまぁるくまるく熟れ

 

                                     

                                                     クリックしてください ↑   (ポパイさんの花)

 

     同じ一日でも、長く感じる日もあれば、あっと過ぎる一日もあります。

    人間関係に惑い、思わぬ不幸に嘆き、健康を害して悩み、、、

    迷い道も、曲がり道も、、、そして挫折の道もありました。

    辿ってきた人生を振り返ると、私の生きてきた道に残してきた幾つかの悔い、

    辛く哀しい別れもあり、、、そして又、多くの喜び、満ちた幸せ、誇りもありました。

    今、色々な彩りで咲き満ちている紫陽花に、生き方の思いを重ねてみると、

    強かに、まるく穏やかに日を捲り、雨に光る花の雫のようにキラッと輝き、

    決して自分を見失わず、佳き年齢を一心に重ねてゆきたいなぁと思います・・・

 

          愛燦燦 笑みし月日の穏やかに   

 

  

  

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16 コメント

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茲愉有人さま (ポエム)
2011-07-05 08:35:04
深く読みました。
実は我が家の玄関に掛けている額が「念ずれば花ひらく」と書かれています。
お寺からの記念品として頂いたものですが、毎朝視線がいきます。”今日の一日”の元気がでるいい言葉ですね。
沢山良い本をお持ちですね。メモさせていただきました。
坂村真民さまの詩は今コーラスで歌っているので、なおさら近くに感じます。
「花筏」の冠句を詠み、自分自身の願望をこめた一句ですが・・・
私の部屋にかけてある額ですが、
「がんばって続けなさい」これはとても哀しい経緯があるのですが、、、人生の応援歌となっています。
言葉から得る元気って本当にいいですね。
真心のこもったコメントありがとうございます。
返信する
感謝 (茲愉有人)
2011-07-05 00:16:32
ポパイさんのブログ、早速アクセスさせていただきました。

すばらしい写真を撮っていらっしゃいますね。

花の写真を撮るのが好きですので、お邪魔する機会が増えそうです。
ありがとうございました。

本好きには、本の話を始めたらとどまりません。
ついでに、いくつかご紹介します。
この何十年かに、巡り会い、手許にある本です。
これも一度、手に取ってみてください。

坂村真民さんの全集は以前、少し触れまさせていただきました。

春陽堂書店から、詩・坂村真民、画・殿村進というコラボレーションで、すばらしい本が出ています。
『タンポポの木』
『しんみん山(さん)の本
『まごころの本』
他にもでているかもしれません。手許には、この3冊です。

『タンポポの木』には、こんな詩が

念ずれば花ひらく

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしはいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった

相田みつをさんの文・書が本になっています。手許に5、6冊ありますが、
たとえば『生きていてよかった』(ダイヤモンド社)
こんな書の文が・・・

花は
ただ咲く
ただひたすらに
ただになれない
人間のわたし

石川洋さんの『逃げたらあかん』(ぱるす出版)も、その都度、読み方が変わって行く本かもしれません。
この本も書と文で構成されています。

書の一つに

行きづまる
とは生き方の
行きづまり
行き悩むとは
生きる発想の
行きづまり

というのがあります。

詩、詞章のちがいはありますが、
共通しているのは、著者の体験から抽出された「生き方」に触れたコトバがきらきらしていることです。

最後にもう一冊
冠句の中で、花筏ということばをつかっておられますね。
『花筏』という書名の本があります。

本の奥書をあらためて見ると、1990年4月発行です。
心の花・いのちの華 編纂委員会 発行
禅文化研究所 発売元

目次の構成は
花十題
花よせ
花に微笑
花の夢
花ごよみ

最初にページに、こんなくだりが

生命花と流る

流転人生を筏に喩え、花とともに流れる筏を「花筏」といい、人生の、ある理想像を表象する。
・・・・・・
花とともに流れてゆこう、花筏。

本との出会いは人それぞれですが、
本との出会いのきっかけになれば・・・・・
行き交う旅人が、ふとしたきっかけで、深く話し合うことがあるように。

本好きのおしゃべりと、読み流してくださって結構です。

返信する
茲愉有人さま (ポエム)
2011-07-04 20:50:18
いい本をご紹介頂きありがとうございます。
私も本から得る道しるべの言葉をいくつか書き留めています。
愛読書も手元に置き、年齢を違えて読むとまた感動の形も奥深くなったり、別の彩りになったり、、、本はいいですね。
しあわせ言葉の本、メモさせて頂きました。又図書館で探してきます。

ポパイさんは山登りや散歩道での花や鳥達の、素敵な写真を沢山撮られて、ご自身のブログにUPされておられます。
迫力ある画像に感動して、いつもここの写真にお借りしています。↓ネットのアドレスです。

http://a-popai.cocolog-nifty.com/blog/

コメント有難うございました。
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しまった! (茲愉有人)
2011-07-04 11:44:21
投稿してから、蒼穹子さんと書き込んだつもりが、敬称を抜かしてしましました。

蒼穹子さん、スミマセン・・・・

投稿後の文を見て、気づきました。
ご寛恕ください。

雅号を文字入力せず、コピー・ペースト機能を使ったためにうかっとしてしまいました。ごめんなさい。

返信する
生き方 (茲愉有人)
2011-07-04 11:34:00
冒頭の詩句と冠句を拝読し、
「生き方」という視点が通底しているなと感じました。

私は、中でも、冒頭の蒼穹子のご感想と同じ二句
雲を追う 人生の旅赫灼と
川の彩 はんなりと生き花筏
が、本文を読んだとき、好きになりました。

コメントを書こうとして、投稿欄を開き、コメントを読ませていただき、同感の方がおられたことに気づいた次第です。

行雲流水 日の光があたれば、雲も水も
いつもきらきら輝いていますよね。
人生を赫灼とするのは、結局自分自身なのでしょうね。
チルチル、ミチルの青い鳥と同じように・・・

昨日、市の図書館分館に本の返却に行き、
たまたま、『しあわせ言葉の本 ほとけ絵馬の絵本』(言葉・小林正観、画と書・斎藤サトル サトルーチ出版)
という本が目にとまりました。
(図書館が新刊書などと併せて、本を紹介展示しているコーナーにて)
さっそく、本を借りて帰りました。

小林氏の文から、斎藤氏が自分の体験をから感じる詞章を取り出して、それにかわいらしい、やすらぎを感じさせる絵を添えられたものです。

絵はご紹介できませんが、こんな詞章を発見しました。

人生は自分の設計図どおり。
良いも悪いもなく、淡々と起きている。
それをどう取るかが「自由」。
自分の見方に「由(よ)る」のが「自由」。

なるほど!と思う詞章が多くて・・・
そのなかの一つです。
本もまた、めぐりあいですね。
ブログもそうなんですが。

サンカヨウ いいなあ。
ポパイさんは、ネットで写真を公開されているのでしょうか?

返信する
コケムスさま (ポエム)
2011-06-29 09:39:20
嬉しいコメントを拝見しました。有難うございます。
故郷の温かさを一杯感じて心が満たされるコケムスさまのHP、流れる音楽に一枚一枚の写真の中に見えてくるものが重なり、、、そしてそれを凝縮された一句にも、又深みを増しておられ、私も色々学ばせて頂いております。
趣味がある事は本当に幸せですね。
返信する
花キャベツさま (ポエム)
2011-06-29 09:20:51
いつも温かいコメントを有難うございます。
10代の頃と同じ気概、奮起を未だに猛々しくは有りませんが、細く長く燃やしています。
毎日の就寝前の日記に☆マークを付けて閉じられれば、こんなに嬉しい後半の人生は無いと思い過ごしています。
花キャベツさまに、川柳の深みを教えて貰ってそれを冠句の中にも活かして頑張っています。

毎日暑いです! 昨日は手の汗がギターの弦にもたついて、不完全燃焼でした。今日も暑さが厳しいみたいですね。
返信する
感心仕切りです。 (コケムス)
2011-06-28 22:48:34
ポエムさんへ
いつもブログご訪問有難うございます。
「一心に 生きるわが道 挫けずに      いつの日か 咲かせてみたい 夢の花」
趣味のギタ-が浮かんできます。
お若いことに吃驚です。
継続は力なりとか、好きこそ物の上手なれ・・。

いつも写真撮影していてこの句にあい
目線の違いを感じます。
「水面下芯の強さで咲かす花」
一つ一つの句が勉強になります。
返信する
Unknown (花キャベツ)
2011-06-28 22:11:57
<・・・いつの日か咲かせてみたい夢の花>
これっていいですね。
ポエムさんの心意気が出ていますね。
私もだれにも言わない夢をまだ追って生きています。
一日が、一年がとても短く感じられるのは夢を追って生きているものの宿命かも知れませんね。

今回の句、
・水面下 芯の強さで咲かす花
 
この句が好きです。

・思いきる 長い人生ひと休み
も同感です。

今日も暑かったですよ。(滋賀はいかがですか?)
返信する
疲れました~ (ポエム)
2011-06-28 22:09:33
今日はお疲れ様でした。いきなりレベルUPしてどっと疲れて帰宅しました。
午後からの自主練も3時前まで10名で頑張りましたが、、、みんな落ち込んでグッタリ、コード移動が課題ですね。今日の曲、私にも出来るようになるのかなぁと、すごく不安です。

趣味に時間が足りない位、キラキラ輝き過ごせるのは本当に幸せな事だと思います。
Kennyさん、お互いにいい人生を過ごしていきましょう。コメント有難うございます。
返信する
いよいよギターはレベルが・・・ (Kenny )
2011-06-28 20:31:00
「思い切る 長い人生ひと休み」と言う冠句に目が行きました。行きました、なんて気取っていますが冠句を楽しんで、追求しておられる方にこんな質問いいのかなと・・・。今私は走っています。なんでーこんなに走らんとと思うこともあります。しかし時間が十分あるの?と思うと、No、なんです。でも今楽しんでいます。今が一休みの時と思うのです。重い義務、責任から一休みして。決して無責任な気持ちになるのではなくてですが。その一休みがこれからの人生を充実して行くのだと。ギター、だんだんとレベルが上がります。心地よい刺激ですね。
返信する
友人のHP「delicious!」 ()
2011-06-26 20:02:26
 ポエムさん

 ありがとうございます。 この稚号でヘタの横好きの歌を投稿していたんです。

 トップページの左横・中断に

「月のことば 時の香り」というところ。

 管理人のみほさんは、今はあまりここには来てませんが「メニューレスキュー」というブログを立ち上げて頑張っています。

 昔の懐かしい歌の数々をそのまま残してくれています。

 「蒼穹子」はそのまま読んだり「そらのこ」と読んだりしていました。

 落ち着かない私です(笑)

 デリシャス! はここ ↓

 http://www.geocities.jp/deliciousmiho/

一度覗いて見てくださいませ。^^
返信する
(▼・ェ・▼) さま (ポエム)
2011-06-26 19:16:21
有難うございます。
布施明さんが歌ったマイ・ウェイ、昔覚えて歌いましたが、フランクシナトラさんの歌われた歌詞からは、自分を貫き通して生きてきた理想の船出、その終章に思い深める人生観・・・
そうですね。願望かもしれません。
土井たか子さんの社会党、よく覚えています。ご一緒されたことがあるのですか。
返信する
タ さま (ポエム)
2011-06-26 18:46:12
篤いコメントを有難うございます。
真摯に生きて、自分の足跡をいい形で残せれば、生きる意味の答えが見えるかなと思ったり、、、まだまだ模索ばかりですが、一日の中にある時間全てを、無駄に出来ないと思いながら、過ごしています。

稚号 <蒼穹子> とってもいいですね。
人生の流れを感じる一句に、感銘しました。
返信する
それぞれのMy Way (▼・ェ・▼)
2011-06-26 15:27:40
ポエムさん

昔カラオケでよく歌った歌に「My Way」があります。シナトラの所業を聞くにつけ、決してこの歌が彼の人生を謳ってはいないと思うのです。皮肉に取ればこれほどピッタリした表現はないかもしれませんが(笑)。それとは別として、この詩が好きなんですね。

And now, the end is near
And so I face the final curtain
My friend, I'll say it clear
I'll state my case, of which I'm certain
I've lived a life that's full
I travelled each and ev'ry highway
And more, much more than this, I did it My Way

これは私が「こう生きてみたい」願望なのでしょう。この歌を歌うやつは、概して嫌われるそうです。だから知らないところでは歌いません(笑)。

昔、また日本社会党という政党のあった頃、土井(たか子)さんとご一緒しことが2回ほどありました。2回とも彼女は、この歌を歌いました。「…概して嫌われる」意味がそのときに判りました(笑)。

川の彩 はんなりと生き花筏

私もこの句が気に入りました。
返信する
こんにちは ()
2011-06-26 14:27:45
雲を追う 人生の旅赫灼と

川の彩 はんなりと生き花筏


この二句が好きです

 昔NHK大河で、「天と地と」というのがあったのをご記憶でしょうか。

 私はそれを「天と地との間に影虎がいた」と読んでいました。 夢と現実の間で戦う男は多くの人に感動をくれました。

 また昨日テレビを観るとはなしに観ていたら、どこかの国の人々の死生観が語られていて、「我々はこの地球にほんの数十年 立ち寄っているだけさ」というのがありました。

 なんとさっぱりとした言いざまでしょうね。

 私はいのちの永遠と生死の繰り返しを信じておりますから、すごく共感できた。

 カリスマ=仮住いであると、これも昔作家の森本哲郎さんが書いていました。無常観でもあります。 反意として「常住」があります。

 元意はもっと他のところにあるのかもしれませんが、妙に心に残った一節。

 しかしだからこそ人生を軽んじて儚んでいてもそれはおかしい。 「一日一生」と仏典にあるように今日一日をフルに生きなければ勿体ない。

 自然との共生を感じるようになるにはある程度の年月が必要ですね。  ポエムさんの立ち位置が十分にうかがえる句の数々。

 やさしい目線ですね。

   
 「花筏 そっと運べや 雨上がり」
 
       蒼穹子(私の号)
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