一つずつ 出来ない事が 増えていき
淋しくも 背なを丸める 老いの影
【冠 句】 影淋し 漬物樽を譲る母
【冠 句】 枯れ薄 母との会話行き違う
【冠 句】 遠い森 朧げに老う母をふと
【冠 句】 ふと淋し 自分に諭す妥協点
「川 柳」 じっくりと父の遺した本を読む
【冠 句】 人が好き 愛の雫をつなぎ生く
小さな段差に躓き、思わぬ大怪我をして、長期の入院生活を耐えた友から、
「やっと退院できました」と、電話がありました。
趣味の練習に向かう夜道で、自転車のハンドルを取られ、唇を切った友もいました。
気持ちは若さを保ち、第二の人生を趣味を楽しみながら過ごしていますが、
確実に老いの影が伸びている事を色々な事から感じます。
父母を偲び想うたび、それぞれ逝った晩年の不安が、ひしひしとわかる様にもなりました。
そして一年の短さも一段と感じるようになり、一日一日を大切に”良い時間”を刻みながら
人と人との和を大切にして、過ごしていきたいなぁと、心からそう思います・・・
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一 滴 「ママ」
あのね ママ
ぼく どうして
うまれてきたか しってる
ぼくね
ママにあいたくて
うまれて きたんだよ
<広報誌より>
このような句が私も詠めればいいなぁと思い、今回も多くの事を学ばせて頂きました。
いつもありがとうございます。
もうすぐ今年も終わりますが、充実した笑顔で多忙な日々を、過ごしたいと思います。
でも
・人が好き 愛の雫をつなぎ生く
が良いですね。
気持ちが明るくなりますね。
「老い」は誰にでも訪れるのですからやむを得ないですね。
それこそ「人と人との和を大切にして」前向きに明るく生きていきましょう。
引用の詩「ママ」は良いですね、こうした心をほのぼのとさせてくれる「詩」も良いですね、大好きです。
御暇に1句(川柳)
・焦らぬと決めて師走の月を見る
いつもポパイさんからも良い刺激を貰って、感性豊かな視点で、色々な事に活動できているように思い、感謝しています。
ありがとうございます。