詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

はぐくみ

2011年05月22日 10時10分02秒 | Weblog

   

               愛おしく 無垢な我が子を 胸に抱き

                   澄みし瞳に 真っ直ぐ育てと 祈る親

                                                

          【冠 句】  尖る声 育児にもある要釘

          【冠 句】  水澄みぬ 素直さ戻る子の返事

          【冠 句】  青い葦 良い子過ぎても揺れる親

          [短 歌]  被災地に何ができるか児らは問い貯金箱より義捐金出す

          【冠 句】  ほめ言葉 一歩踏み出す子を支え

          【冠 句】  響かせて 児の育みに押すシャッター

          【冠 句】  風唄う 今日も元気に踏むペダル

 

  二人の子供を育てたきた日々を振り返ると・・・

  自分の感情をうまくコントロール出来ず、子供の心の中を推しはかるゆとりも無く、

  頭ごなしに叱ってきた悔いが、一杯残っています。

  仕事を持つ社会人としての責任感、妻、母、嫁としてのそれぞれの役目を果たす為、

  毎日戦車に追われる如く、がむしゃらに生きてきたように思います。

  齢を重ねて解るそれぞれの年齢に見合った子への接し方を思い、今詫びる気持ちを

  胸に秘め、すくすく育つ3人の孫達に、広く大きな愛情を注ぎ、今日の幸・明日の幸を

  願い感謝して、人の痛みを判る人になってくれるよう祈り、日々の育みを見守っています。

 

                                                

       

 

       < しあわせ八変化 >        (あるお寺に掲げられている言葉)

     自分が変われば相手が変わる

     相手が変われば心が変わる

     心が変われば言葉が変わる

     言葉が変われば態度が変わる

     態度が変われば習慣が変わる

     習慣が変われば運が変わる

     運が変われば人生が変わる

     いま幸せな人はそのままでいいんです

                                       (考えさせられた言葉でした)

 

 

                     

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12 コメント

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Unknown (花キャベツ)
2011-05-22 18:33:11
いつも優しいポエムさんの気持ちの溢れたブログを楽しみに読ませてもらっています。

他の人がみて羨ましいぐらいの子供に育っても振り返ってみれば「あの時、ああしてやれば良かったこうしてやればよかった」と想うのは良いお母さんだからですよ。

私も子供が小さい頃、ほとんど妻任せだったのであの頃もう少しアドバイスが欲しかったとよく言われます。
その分、孫に気が入り、もう少し叱る時は叱ってと注文をつけられています。

今回の句、
・ほめ言葉 一歩踏み出す子を支え

 その通りだと思います。子供は褒められることにより自信を持ち、さらに飛躍するものですね。新入社員も良いところを見つけると私は褒めるんですよ(あまり叱りません)。

短歌も良いですね。
ポエムさんのお育てになられた気持ちの優しいお孫さんですね。

心身ともに健康で人の痛みが分かる人に成長して欲しいと私も孫に思っています。

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花キャベツさま (ポエム)
2011-05-22 21:49:10
いつも有難うございます。
子供が子供を育ててきたような、、、今思うとそんな気がします。随分親の都合で子供を我慢させて、いつも時間が無い中で、褒めることより小言が先に出ていました。
もっとゆったりと接してやればとず~と悔いが残っています。今二人とも人の痛みが判る優しさを持って、それぞれの場所で活躍しておりますので、嬉しく思います。
孫達もとても腕白ですが、いい子に育ってくれています。

短歌は先日新聞に掲載されたものですが、添削されて「児らは問う」になっていました。
でも何だか落ち着かなくて、原句のまま「児らは問い」にして書きました。
よく判らないのですが、、、5・7・5で動詞止めにして、7・7に持ってくるのがいいのかもしれませんが・・・まだまだ勉強不足です。
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Unknown (Kenny )
2011-05-24 06:48:01
おはようございます。冒頭の句(詩、短歌?これはどう呼べばいいんですか??)、いいですね。今日も気分爽快で過ごせます。勿論冠句他もしっかり詠ませていただきました。Kenny
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Kennyさま (ポエム)
2011-05-24 09:29:47
ありがとうございます。
冒頭の「五七五 五七五」はタイトルに合わせた詩歌かな?と自分で勝手に作っています。
いつも深く感じて頂けて嬉しく思います。

暑い日、寒い日が入れ替わり、体調管理が難しいですが、今日も素敵な写真を撮りにお出かけでしょうか? 
毎日、ベース音と一緒にメロディーを弾く練習を頑張っていますが、Kennyさん如何ですか? 趣味があることに幸せを感じますね。
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さっそく、おうかがいしました (茲愉有人)
2011-05-29 17:07:36
冠句は二句一章なのですか。

付け句が付いて完成作ということなのでしょうか。
あるいは、冠句も独立作品、付け句をつけたものも独立作品ということでしょうか?

門外漢からのご質問です。

<しあわせの八変化>
なかなかいいですね。メモさせていただきました。

即興歌を
被災地の遠くにありて何できるネットを介し義捐ささやか



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茲愉有人さま (ポエム)
2011-05-29 22:06:31
ありがとうございます。
いつもKennyさまの所で素敵な短歌を拝見しています。
被災地を思い詠んでくださった歌、私の短歌と同じ気持ちを感じました。短歌は自己流で創り投稿をして楽しんでいますが、つい感情の説明になって難しさを感じます。

冠句を始めて7年近くなりますが、まだまだ学ぶ事ばかりで、日々研鑽を積み頑張って続けています。
選者が出す上五の「冠題」を受けて、中七下五の12文字を作者が付け句をします。この二句を互いに合わせると奥深く響きあい、余情を引く短詩文芸が「冠句」です。
冠題に付き過ぎず、離れすぎず、互いに離してもそれぞれが意味をなし、説明句や接続句はダメと学びましたが、12文字で気持ちを表現する語彙を見つけるのが、とても難しいです。

創句を生涯の趣味として、これからも大事にしてゆきたいと思います。又お話を伺わせて下さいね。よろしくお願い致します。
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なるほど (茲愉有人)
2011-05-30 00:07:16
つまり、全体としては、5・7・5の17文字でまとめられた作品が冠句ということですね。作品はこの形式でまとめる。

Kennyさんのブログで、このブログへのアドレスを教えていただいた際の一文を読んで、はやとちりしていたようです。
5・7・5(冠句)に、さらに付け句(5・7・5)が付いて一章になるものように受け止めてしまいました。それで、二つの作品形式があるのかな・・・という錯覚でした。

ご説明、ありがとうございます。
すると、冠題自体がひとつの独立した意味合いを有するものであり、付け句(5・7)そのものもそれだけで独立的な意味合いを有するものであることが前提なのですね。そして、両者の関係性から、なんらかの響き合いや詩情が生み出されるものであることが作品の要件になる。
作品鑑賞の観点が、一つ理解出来ました。

一つ質問がでてきました。
上5は選者が出すということなら、個人が独立して、選者の冠題でなく、自分自身で上5を設定して作品を作ることはしないということでしょうか。






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茲愉有人さま (ポエム)
2011-05-30 09:23:00
冠句に深く添って頂き有難うございます。
冠題を出されるのはそれぞれの冠句結社・支部・研究会などの主幹(選者を兼ねられます)ならびに運営同人の方も経験的にこの仕事もされていると思います。

お尋ねの「自由吟」ですが、これもあります。
これは一句一章になります。通常の冠句と違って、作家の数だけ色々な冠題の冠句が並び色々楽しめますが、選者の方は相当の力を持った方が担当されます。

ブログに掲載している作品は、すべて今迄の入選句ですが、私なりに「テーマ」を決め、新聞投稿の短歌、俳句、川柳を交えて、綴っています。季節、行事、世情などを考慮して構成していますが・・・

こんな文学ですが、奥の深いむつかしさ愉しさがあります。又色々ブログの感想などお聞かせいただければ嬉しく思います。
ありがとうございます。
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ありがとうございます。 (茲愉有人)
2011-05-30 18:05:08
ご説明いただき、なんとなくしくみが理解できました。

私は、次の二句が好きです。

水澄みぬ 素直さ戻る子の返事
風唄う 今日も元気に踏むペダル

前者は、子の返事の澄む響きが、眺める水の澄むなかに、混融していくようで、かつ、こちらの心の濁りが消えていく感じがします。
後者は、さわやかな風に髪をなびかせながら、思いっきり自転車のペダルをこいでいる雰囲気を感じていいですね。

こんなのでも、冠句になるのでしょうか?

尖る声 仮寝の集う床冷えて
響かせて 称名の声大遠忌

ちょっと、昨夜、楽しんでみました。

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茲愉有人さま (ポエム)
2011-05-30 22:11:45
さすが歌を創られるので、冠句も上手に詠まれますね。
「尖る声」 被災地の叫びが、怒り・悲しみとして、聞こえてきます。
「響かせて」 何時までも故人を偲ぶ深い気持ちが、よく伝わってきます。

独りよがりの句は読み手に心意が伝わらないので、注意をするようにと教えられます。
説明ではなく、冠題を受けて、どこまで自分の世界を広げていくかにかかっていますが・・・
年数を重ねるとつい言葉を飾りすぎたりして、感動がなくった失敗句になります。

スランプに何度も落ちますが、そのつど<原点>に戻って、初心の心を戻さないといけないと思い、反省ばかりです。
(明日はギター講座に行ってきます。Kennyさんと一緒です♪)
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