詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

声やさし

2014年01月25日 10時34分36秒 | Weblog

 昨年10月から1月にかけて取り組んだ所属結社の選句の仕事も無事終えました。

 思い掛けないハードルの高い役を頂き、責任感と重圧感を一杯感じ、ドキドキしながらも

 自分の好みに偏らないように、まず気持ちを真っ白にし、一句一句に寄り添って、一生懸命

 頑張りました。 丁度、秋の文化祭や発表会の時期と重なり、11月に大きく崩した体調を

 引き摺りながらも、年末年始の多忙の中、自分なりの力で全う出来たかなと思います。

 この貴重な経験を今後に活かし、また一段と冠句の道を歩めれば嬉しく思います。

 

 昨日、所属支部の1月号の句誌が届きました。

 来し方を振り返り、行き方への願いを刻む人生への思いを冠句にし、掲載された作品です。

  

                声やさし 住み好い町に友増えて

             初わらい 夢はでっかく老いの青春

             声やさし 閉じた心に春の灯が

             初わらい 無口な父の隠し芸

             この一句 長いスランプ振り切れて

             この一句 我が来し方を凝縮す

             生く支え 子の明るさに救われる

             兄弟会 年毎深き血の絆    

 

      * 「声やさし 住み好い町の友増えて」 この冠句はトップページを飾った一句、

         師より嬉しい講評を頂きました。 これを励みに今年も頑張ろうと思います。

 

 先日、主人の兄弟達と、毎年恒例の「新年会」に集いました。

 今は亡き義父母、二人の義妹も相次いで若くして逝き、、、段々寂しくなりました。

 兄弟、姉妹の絆を深くしたく、互いに呼び合うようになる年齢もありますが、、、この日は

 雪が積もった寒い日の中、遠方・名古屋から従姉妹も来てくれて、弾む昔話に時を忘れて

 楽しいひと日を過ごしました。

 ある時期、ギクシャクした事もありましたが、今は和やかに同じ座を囲み、寄り添えるように

 なりました。縁あって結んだ絆を大切にして、こうして笑い合える兄弟たちと、、、

 <振り返る人生> <これからの人生>に、優しい声を掛け合っていきたいと思います。

 

 ギターが大好きな同じ趣味の義妹とは、尽きぬギター談義に盛り上がり、今では本当の

 姉妹のように接し、益々広がる”趣味の幸せ”を共有できる事に、とても嬉しく思います。    

 

                            

 

           今日もお立ち寄り頂きまして有難うございます。

           

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