昨年10月から1月にかけて取り組んだ所属結社の選句の仕事も無事終えました。
思い掛けないハードルの高い役を頂き、責任感と重圧感を一杯感じ、ドキドキしながらも
自分の好みに偏らないように、まず気持ちを真っ白にし、一句一句に寄り添って、一生懸命
頑張りました。 丁度、秋の文化祭や発表会の時期と重なり、11月に大きく崩した体調を
引き摺りながらも、年末年始の多忙の中、自分なりの力で全う出来たかなと思います。
この貴重な経験を今後に活かし、また一段と冠句の道を歩めれば嬉しく思います。
昨日、所属支部の1月号の句誌が届きました。
来し方を振り返り、行き方への願いを刻む人生への思いを冠句にし、掲載された作品です。
声やさし 住み好い町に友増えて
初わらい 夢はでっかく老いの青春
声やさし 閉じた心に春の灯が
初わらい 無口な父の隠し芸
この一句 長いスランプ振り切れて
この一句 我が来し方を凝縮す
生く支え 子の明るさに救われる
兄弟会 年毎深き血の絆
* 「声やさし 住み好い町の友増えて」 この冠句はトップページを飾った一句、
師より嬉しい講評を頂きました。 これを励みに今年も頑張ろうと思います。
先日、主人の兄弟達と、毎年恒例の「新年会」に集いました。
今は亡き義父母、二人の義妹も相次いで若くして逝き、、、段々寂しくなりました。
兄弟、姉妹の絆を深くしたく、互いに呼び合うようになる年齢もありますが、、、この日は
雪が積もった寒い日の中、遠方・名古屋から従姉妹も来てくれて、弾む昔話に時を忘れて
楽しいひと日を過ごしました。
ある時期、ギクシャクした事もありましたが、今は和やかに同じ座を囲み、寄り添えるように
なりました。縁あって結んだ絆を大切にして、こうして笑い合える兄弟たちと、、、
<振り返る人生> <これからの人生>に、優しい声を掛け合っていきたいと思います。
ギターが大好きな同じ趣味の義妹とは、尽きぬギター談義に盛り上がり、今では本当の
姉妹のように接し、益々広がる”趣味の幸せ”を共有できる事に、とても嬉しく思います。
今日もお立ち寄り頂きまして有難うございます。