風に触れ 野に咲く花に 癒されて
人生の 一日一日を 穏やかに
【冠 句】 道すがら 廃家の風鈴耳に留め
『俳 句』 廃屋の風鈴細く鳴り止まぬ
【冠 句】 風に寄す 郷愁募る遠ばやし
【冠 句】 陽に歌う 母を重ねる矢車草
【冠 句】 堤沿い 幸せ色に背を染めて
今から7年前、新聞の文芸欄へ初投句をして掲載された冠句
「ふと淋し 母の背中がはかなくて」 が、私の冠句への道の第一歩でした。
その後、現在所属している冠句研究会からのお誘いを受け、怖いもの知らずに
いきなり本社である某結社にも入会し、諸先生方、多くの同人や会員の方々からの
ご指導や励ましを受けながら、毎月四苦八苦して投句を続けてきました。
古都のお寺で開催されるかなり緊張する大きな「句大会」へも何度か出席して、
未熟ながらも「句誌」の選者も務めさせて頂き、いい経験を積んで来ました。
一つの冠題に向かい、自分の感性に沿った冠句を繋げる<二句一章>の短詩文芸は
奥深くとても難しさを感じますが、それが一つの句になった時の感動と充実感は、
正に趣味の醍醐味だと嬉しく思います。
益々冠句の真髄を究め、大切な趣味を私の色で彩りたいなぁと願っています。
今3年目を迎えました「詩の雫」に、多くの皆様方にお越し頂きました。
又添えて頂きました温かいコメントも、感謝の気持ちで一杯です。
拙い私のブログですが、何か皆様の心の隅に残るものがあれば嬉しく思います。
本当にありがとうございました! 又お待ちしています・・・
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~優しい風が、皆様方の頬に触れますように・・・祈っています~ (7月25日)
一生原爆の後遺症に怯え、苦しんで生きておられる被爆者の辛さを思い計って、命の保障を進めて欲しいと思います。
戦後に生まれ、被爆していない私には本当の意味での辛さは解らない。しかし、今、テレビを見ていると黒い雨は非常に広範囲にその魔の手を落としているようです...国の補償はどこまで進むのか...是非、進めてほしいと思います。
頂いた一つ一つのコメントに詩に向かう思いを深くして、色々教えて頂けることに感謝しています。
お母様を偲ばれる花キャベツさんの詩を沢山拝見して、親子の絆、愛情、優しさ、感謝の気持ちをより深くして読ませて頂いています。
コメントに頂きました<5つの心>を忘れずに、これからも頑張って続けたいと思います。
よろしくお願いいたします。
この句いいですね。私の胸には今でも母は生きていますので同じ思いです。
冠句、7年間継続しておられるのですね。
以前書いたかと思いますが「好奇心、熱意、執念、感性、忍耐」を忘れず今後も頑張ってください。
ブログ、いつも楽しみに見せてもらっています。こちらも継続してくださいね。
返句(川柳)
・勲章と縁ない母の背が眩し
お忙しい中、コメントを頂きましてありがとうございます。
夏休みで朝から孫3人預かって時間があまり無い状態ですが、塔誌の締め切りも近づき今推敲に頑張っています。もう出来ましたか?
難しい冠題が多くて、大変ですが・・・
透明感がある直樹さんの冠句に、私も同じ気持ちで共感しました。ず~と同じ趣味を楽しんでいきましょうね。よろしくお願いします。
風に触れ 恥じらいの文字など要らぬ
下手で恥じらっても何にもならないと...
それなら、恥じずに詩を楽しもうと...
風に触れ 生身の詩を口ずさむ