詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

 ~こころ~

2011年12月08日 19時17分30秒 | Weblog

   意地を張り 逃げる狡さに 傷付いて

                       やるせなく 本当のこころ 問い掛ける

 

          【冠 句】   誘われて 折れて渡った意地の橋

          【冠 句】   黄信号 何処かで妥協する狡さ

          【冠 句】   胸の奥 黙秘で逃げた自己嫌悪

          【冠 句】   見栄少し 元の肩書き小さく添え

          【冠 句】   風に向く 生かされしこと問い掛ける

          【冠 句】   許しあう 風に優しく揺れる花

          【冠 句】   風に向く サミュエルの詩に立つ気概

 

   強い心、弱い心、優しい心、温かい心、ずるい心、狭い心、許せる心、許せない心、、、

   色々な心に向きあって、泣いたり笑ったりしながら生きている人生。

   大切な友を失いたくない気持ちと、自分を曲げる事が出来ない気持ちが入り混じり、

   間違った解決方法を選んだ事に悔いを引いて・・・

   歳を重ねて丸く妥協できる心の中に、もう一度引き戻したい日が有る事に気付きます。

   人との出会いを大切にし、爽やかな風に向かって色々な事に前向きに取り組んで、

   今日の一日を振り返れば、自分に嘘のない心でいられる様にと願っています。

   

   今年の合唱祭も団員の心を一つに束ね、素敵なコーラスが出来ました。

   楽しく盛り上がった「反省会」では一日和やかに過ごせ、趣味を通じて結べた友情に

   感謝し、グループ長の大役を無事成せた事にほっとしています。 

   3月までもう少し役目が残っていますが、精一杯取り組んでゆこうと思っています。

   一年の速さをしみじみ感じる12月、一日一日が慌しくなりますが、お元気にお過ごし

   下さいますよう祈っています。

                                         

   <12月13日> よくよく考えれば自分一人の力で出来上がりしもの一物もなし 

                           ・・・・・・ふと考えさせられた言葉です・・・・・

   <12月15日>     ふと感ずれば周囲一杯親切な人ばかり

          

           今日もお立ち寄り頂きありがとうございました。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こころ (直樹)
2011-12-09 22:16:34
生きること...家族...人...其々に感謝の日々です。詩を作れる喜びを感じながら...

こころあり 生きていること人がいて

素敵なコーラスでしたね。拍手です。
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直樹様 (ポエム)
2011-12-09 22:51:40
有難うございます。
精一杯頑張った後の達成感を今感じています。コーラスを続けて20年、仲間と歌を通じ結んだ絆を温めあい、良い人生を楽しんでいます。
冠句でも同じ、いい友人に沢山出会えたこと感謝で一杯です。いつも爽やかな<こころ>を持って詩を作る喜びと共に、いろんなことに向き合いたいと思います。
急に寒くなりましたが風邪を引かないでお過ごし下さいね。
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多面体のこころ (茲愉有人)
2011-12-10 12:00:49
こころのいろんな局面を、それぞれの句から感じさせていただきました。

ある状態のこころの「私」を、みつめている「私」が同時にそこにいる。

誘われて 折れて渡った意地の橋

 実は些細なことなのに、本心を言わずに誘われて・・・・つい。
 そんなことが長い人生、やはり何度もあったように思います。
 その時の踏み出した瞬間のことをハイこれ!と鏡として目の前に出されたように感じました。グッ・・・

風に向く 生かされしこと問い掛ける

 この句に惹かれますね。
 大津波で家族・知人をあっと言う間になくした人々。
 海からの風に、そんな想いの湧出があるのでは・・・・まず、そんな気がしました。
 生きているのか、生かされているのか・・・いま、学んでいます。

風に向く サミュエルの詩に立つ気概

 こちらの「風」の方が、私には受け止めやすい「風」です。
 Samuel Ullman の詩に出会った時、その時は訳詩でしたが、
 感動した詩でした。まさに「気概」の大切さを感じる詩でした。

 その詩の好きな章句のいくつかの原文です;

Youth is not a time of life - it is a state of mind;

Nobody grows old by merely living a number of years; people grow old only by deserting their ideals.

You are as young as faith, as old as your doubts;
as young as your self-confidence, as old as your fear,
as young as your hope, as old as your despair.

初めてサミュエル・ウルマンの詩に出会った後、かなりの年数が経ってから、原詩を載せている本に出会いました。別の本と併せて手許にあります。
 『感動の詩賦 「青春」-日本人の心の地下水を汲みあげる-』 宮澤次著 竹井出版 1988年

雑感、ちょっと長くなりました。
こころの共振かもしれません。


 


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茲愉有人さま (ポエム)
2011-12-10 12:50:05
同じ風を感じていただけ、嬉しく思います。
それぞれの冠句に、その時その時の思いがこうして振り返ることによってまた深みを増してよぎってきます。
サミュエル・ウルマンの詩に何度元気つけられたか、、、私の人生のエールです。
原詩を拝見すると(直訳しか出来ませんが)また違った目で見られました。
いつもありがとうございます。
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Unknown (花キャベツ)
2011-12-11 16:03:58
コーラスは個人で行える趣味ではないので色々な人とのかかわりの中で長年続けてこられたことに人を引き付けるなにかがポエムさんにあるのでしょうね。

今回の冠句、私は次の句が好きですね。

・許し合う 風邪に優しく揺れる花

ウルマンの詩「青春」、今もカバンの中に持ち、机の前にも貼っております。

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花キャベツさま (ポエム)
2011-12-11 16:43:33
花にその時の気持ちを擬人化して、、、優しく揺れるという句になりました。
何かの縁で知り合えた人との温もりを大事にしていきたいといつも思っています。

ウルマンの詩は花キャベツさんとのコメントの中で何度か出てきました。私もいつも机の傍に置いています。覚えておきたい句、詩も手帳に書き写し持ち歩いています。

いつもありがとうございます。
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そんな感じです、私も・・ (kenny)
2011-12-12 19:24:54
当然かな、上から順番に句を詠ませて頂きます。 風に向く・・、で少し、そして、許しあう・・でおお、よかったよかったと。ひょっとしてほぼ同い年(回答不要:笑)、分かるんです、その、まあ意地っていうの。

私の場合、やっとそれなりの歳となって自分を客観的に見ることが出来るようになりました。以降気が楽になり、それだけに今何にでも抵抗なく取り組めるようになっています。今年で言えば守山組の友情出演です。ポエムさんが参加を即く表明くださった時はうれしかったです。賛同くださった方は考えを同じくする友人です(後何人かは本当に都合が悪くて・・)。自分に嘘のない心、そうでないと空しい毎日になるのではとじっくりと繰り返し読ませていただきました。ありがとうございます。
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Kennyさま (ポエム)
2011-12-12 21:04:41
おなじ感性ですね。
人間関係で色々迷ったり悩んだりしてきましたが、、、それらの中で許す事で元に戻せることも学びました。心が年齢とともに丸くなってきたのかなぁと思ったりしています。
ちなみにKennyさんは、私が小学1年の頃多分5年生のお兄さんだと思います(?)
今後とも色々よろしくお願いします。
ジングルベル練習しています☆ Kennyさんんも24日はお孫さんと一緒にジングルベル♪でしょうね。いつもコメントをありがとうございます。
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