避けられぬ 時の流れに しずむ日も
生きる道 明日に繋げて 立て直す
『俳 句』 春秋や児に手を取られ道渡る
『俳 句』 売り家の目印となる辛夷かな
【冠 句】 町暮れる 光と影の彩を変え
【冠 句】 時は未だ 同じ重さの闇を耐え
【冠 句】 駅時計 追憶の糸巻き戻す
【冠 句】 いつの日か 沈む瀬もあり浮かぶ瀬も
【冠 句】 声を上げ 未来へ翔る児の讃歌
【冠 句】 児の瞳 試練を明日に撥ね返す
日常のふとした事に、過ぎ行く年月の寂しさを、春の風にも愁いを感じます。
人は齢を重ね、生きるが為の折り合いをつけて、一日一日を精一杯明日に繋げて
生きているのだと思います。
少しずつ復興に向けての動きも見えてきました。
仮設住宅の入居、集団避難、一時帰宅、避難所での囲い設置、分散学校、、、、
まだまだ酷い環境の中、心を一つにして耐えておられる被災者の方々の日々を思い、
<同じ思い>で胸を痛めております。
元気な子供達に勇気を貰い、決して諦めず、何時の日か町に灯りが戻る事を信じ
笑顔が戻る日を願い、今日の一日を明日に繋げてお過ごし下さいますように、
祈り続けています。
待ち兼ねた春の桜が咲きだしました。
流す涙に少しでも心が癒されればいいなぁ~と思います。
(ポパイさんの素敵な写真に、私の心を添えて・・・)
事態は今も深刻で被災された方々を思うと
胸が痛みます...その中で子供たちの笑顔...友に会えて嬉しそうな笑顔が印象的です。悲しみの中にも笑顔を持って...それが勇気となって頑張れるような気がします。
今できることを精一杯...笑顔と共に届けたいと思います。自分の出来ることを...
明日は入学式が各地で行われます。
いい笑顔で人生の試練を乗り越えてくれる事を、心から願います。
家の孫も明日は飛びっきりの笑顔で、お祝いに買ってやった自転車で入学します☆
やっと復興の兆しが見えてきていた時だけに大変悲しいことです。
悲しみや不安の中に子供たちに笑いが見えてきた時だけに打撃も大きいのではと案じています。
高校選抜野球の開会式の創志学園野山主将の宣誓「人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることが出来ると信じています。・・生かされている命に感謝し・・・」の言葉に感動しました。「頑張れ」でなく「頑張ろう」の言葉もよかったですね。
今回の句
・児の瞳 試練を明日に撥ね返す
が私は好きですね。
御暇に1句(川柳)
・どれほどの涙の後かあの笑顔
これでもか、と追い討ちを掛ける自然の攪乱に、受ける打撃は計り知れないと思います。
早く落ち着く日を切実に祈ります。
どれほどの涙の後かあの涙
胸が一杯になって、噛み締めて読ませていただきました。有難うございます。
私もまだまだ冠句の奥深い真髄を日々追い求めて学んでいますが、色々な作品の心の機微に触れるにつれ、感動しています。
人生を振り返り、自分らしく生きられれば嬉しいと思い、家族、趣味を大切にし、健康に留意していきたいと願っています。
Kennyさんと同じ思いの行き方です!
お互い元気だして がんばりましょう!(^_^)/
明日を信じて・・・一歩一歩に希望を持って。