一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

奥津軽の絶景と津軽鉄道その2

2017-03-12 14:45:00 | 津軽鉄道

冬は日本海側地方特有の鉛色の雲が広がります。
先ほどまで優しい色の空が見えていたのですが、真っ黒な空に…。
そんな風景にも津軽21形のオレンジ色の車体は映えていました。

撮影日 2017.02.25 17:00 津軽飯詰~毘沙門(以下場所同じ)




歌手の吉幾三は此処から近い嘉瀬の出身だそうです。
おら、こんな村いやだ~♪と唄っていますが、風景は素晴らしいもの…。
日本の原風景とも言える津軽の夕暮れ…。




去って行く列車をファインダー越しに見ていても哀愁を感じました。
尾灯も片側だけしか点いていませんが、必死に仕事をしています。
約束を守るために走り続けるメロスのようです。




日本海から吹き付ける風をまともに受けながら線路脇に奥さんと二人。
カメラを構える手もかじかみ露出も厳しい条件…。
それでも哀愁のある1枚、ナイスショット!な奥さんの作です。




かつては交換駅だった名残り。1面2線の駅だったのでしょう…。
ホーム両側にはポイント不転換防止のためのスノーシェルター。
海側からの地吹雪から駅舎や列車を守るために職員手作りの防雪柵があります。

撮影日 2017.02.25 17:31 津軽飯詰停車中

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