2016年3月23日-1
読みたい本、おすすめの演説、日本株価の予想
◇ 読みたい本 ◇
山本義隆.2003/5.磁力と重力の発見 1 古代・中世.324pp.みすず書房.[3,024円]
山本義隆.2003/5/1.磁力と重力の発見 2 ルネサンス.328pp.[3,024円]
山本義隆.2003/5/1.磁力と重力の発見 3 近代の始まり.432pp.[定価 3,240円(本体3,000円)]
[近代物理学成立の真のキーは力概念の確立にある。〔略〕
ギルバートは、一方、それゆえに地球は霊魂を有した生命的存在であるとも論じた。しかし、ルネサンスの魔術師デッラ・ポルタ(本書第2巻)に通じるその認識こそが、地球を不活性で不動の土塊と見るアリストテレス宇宙像を解体し、地動説の受容を促したのである。実験と観察の重視という方法もまた、スコラ学に対立する魔術・錬金術の系譜にある。他方、スコラにかわる新哲学として登場した機械論は、原因やメカニズムの解明を要求することで魔術の解体をはかったが、みずからは遠隔力の説明に失敗したのである。
霊魂論・物活論の色彩を色濃く帯びたケプラーや、錬金術に耽っていたニュートン。重力理論を作りあげていったのは彼らであり、近代以降に生き残ったのはケプラー、ニュートン、クーロンの法則である。魔術的な遠隔力は数学的法則に捉えられ、合理化された。壮大な前=科学史の終幕である。]
http://www.msz.co.jp/topics/07804-07806/[受信:2016年3月23日]
山本太郎.2016/1/26?.みんなが聞きたい 安倍総理への質問.320pp.
集英社インターナショナル.[1,512円]
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4797673133/ref=cm_cr_dp_see_all_btm?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=recent
スズキ,デイヴィッド・T.[David T. Suzuki](柴田譲治 訳 2003/9).生命の聖なるバランス―地球と人間の新しい絆のために.374pp.日本教文社.
サンスティーン,キャス.(齊藤誠・田沢恭子 訳 2012/8/25).最悪のシナリオ―― 巨大リスクにどこまで備えるのか.360pp.みすず書房.[3,693円]
◇ おすすめの演説 ◇
「リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)
ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明)
〔略〕
残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?
〔略〕
我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。
現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
〔略〕
消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。
〔略〕
人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。
〔略〕
昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。
参照元 Read the original here: http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/#ixzz43i9rr6Z2 」
http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/[受信:2016年3月23日]
◇ 日本株価の予想 ◇
副島隆彦『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』への書評
「未来
〔略〕
2016年に入ってから海外投資家(欧米ファンド)とゴールドマンサックスは日本株を9週連続で売り越しています。その額は毎週5~7千億円で、すでに4兆円以上売却しています。そして株価の下支えをしているのは日銀とGPIFですが日本株の運用枠25%はほとんど使い切っています。GPIFは33兆円の運用枠で2015年末で21兆5千億の損を出しています。さらに今年に入ってから4兆円の損を出し合計25兆円、運用枠の8割はマイナスです。そしてGPIFは日本株の運用枠を33兆円から48兆円にしようとしています。大事な国民の年金運用の失敗責任を安倍政権はとってません。国民の年金資金はあと数年でなくなります。この本の中には運用に失敗したGPIFの運用責任者の名前がずらりと書かれており、GPIFは米国ハゲタカファンドの餌食にされてます。日銀は日銀レポートの中でリーマンショック並みのイベント(ショック)が発生したら、2016年9月末までに日経225は1万円割れ、円は93円になると予測しています。」
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4396615574/ref=cm_cr_dp_see_all_summary?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=helpful[受信:2016年3月23日]
読みたい本、おすすめの演説、日本株価の予想
◇ 読みたい本 ◇
山本義隆.2003/5.磁力と重力の発見 1 古代・中世.324pp.みすず書房.[3,024円]
山本義隆.2003/5/1.磁力と重力の発見 2 ルネサンス.328pp.[3,024円]
山本義隆.2003/5/1.磁力と重力の発見 3 近代の始まり.432pp.[定価 3,240円(本体3,000円)]
[近代物理学成立の真のキーは力概念の確立にある。〔略〕
ギルバートは、一方、それゆえに地球は霊魂を有した生命的存在であるとも論じた。しかし、ルネサンスの魔術師デッラ・ポルタ(本書第2巻)に通じるその認識こそが、地球を不活性で不動の土塊と見るアリストテレス宇宙像を解体し、地動説の受容を促したのである。実験と観察の重視という方法もまた、スコラ学に対立する魔術・錬金術の系譜にある。他方、スコラにかわる新哲学として登場した機械論は、原因やメカニズムの解明を要求することで魔術の解体をはかったが、みずからは遠隔力の説明に失敗したのである。
霊魂論・物活論の色彩を色濃く帯びたケプラーや、錬金術に耽っていたニュートン。重力理論を作りあげていったのは彼らであり、近代以降に生き残ったのはケプラー、ニュートン、クーロンの法則である。魔術的な遠隔力は数学的法則に捉えられ、合理化された。壮大な前=科学史の終幕である。]
http://www.msz.co.jp/topics/07804-07806/[受信:2016年3月23日]
山本太郎.2016/1/26?.みんなが聞きたい 安倍総理への質問.320pp.
集英社インターナショナル.[1,512円]
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4797673133/ref=cm_cr_dp_see_all_btm?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=recent
スズキ,デイヴィッド・T.[David T. Suzuki](柴田譲治 訳 2003/9).生命の聖なるバランス―地球と人間の新しい絆のために.374pp.日本教文社.
サンスティーン,キャス.(齊藤誠・田沢恭子 訳 2012/8/25).最悪のシナリオ―― 巨大リスクにどこまで備えるのか.360pp.みすず書房.[3,693円]
◇ おすすめの演説 ◇
「リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)
ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明)
〔略〕
残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?
〔略〕
我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。
現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
〔略〕
消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。
〔略〕
人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。
〔略〕
昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。
参照元 Read the original here: http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/#ixzz43i9rr6Z2 」
http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/[受信:2016年3月23日]
◇ 日本株価の予想 ◇
副島隆彦『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』への書評
「未来
〔略〕
2016年に入ってから海外投資家(欧米ファンド)とゴールドマンサックスは日本株を9週連続で売り越しています。その額は毎週5~7千億円で、すでに4兆円以上売却しています。そして株価の下支えをしているのは日銀とGPIFですが日本株の運用枠25%はほとんど使い切っています。GPIFは33兆円の運用枠で2015年末で21兆5千億の損を出しています。さらに今年に入ってから4兆円の損を出し合計25兆円、運用枠の8割はマイナスです。そしてGPIFは日本株の運用枠を33兆円から48兆円にしようとしています。大事な国民の年金運用の失敗責任を安倍政権はとってません。国民の年金資金はあと数年でなくなります。この本の中には運用に失敗したGPIFの運用責任者の名前がずらりと書かれており、GPIFは米国ハゲタカファンドの餌食にされてます。日銀は日銀レポートの中でリーマンショック並みのイベント(ショック)が発生したら、2016年9月末までに日経225は1万円割れ、円は93円になると予測しています。」
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4396615574/ref=cm_cr_dp_see_all_summary?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=helpful[受信:2016年3月23日]