これは、7月23日のイングリッシュローズ「ザ・シェファーデス」の夏の花です。この名は、
16世紀の宮廷文人フィリップ・シドニー(1554-86)の物語「アルカディア」に登場する
女羊飼いに由来するそうです。 (1)
今年の夏もとても気温が高い日が続いています。ただ梅雨が早く空けて、晴天続きかといえば
曇りや雨の日も多く、7月21日~31日の11日間で、去年と比較してみると、
2012年 晴れ 7日間 (曇りのち晴れも含む) 雨 1日 曇り3日間
2013年 晴れ 4日間(晴れのち曇りも含む) 雨 2日間(雨のち曇りも含む) 曇り5日間
今年は、曇りがちで、時折、俄か雨や、夕立も降る日が多いです。
この11日間の最高気温と最低気温を比較してみると、
2012年34.9度 25.3度
2013年34.2度 24.6度
と若干、今年の方が低いようです。といってもやっぱり暑い上に、曇りがちで湿度が高く、蒸し暑さのせいか
余計に暑いと感じていました。
水やりはこんな天気でも、雨のかからない場所に置いている鉢には水やりは欠かせず、雨の日は1回
曇りの日でも 鉢の状態をみて1~2回はやっていました。
曇りがちで、蒸し暑いと黒点病が広がるものが出ました。特に「ユーゲン・フルスト」「アンジェラ」に出て、
「ジェームズ・ギャルウエイ」「セント・オルバン」など他にも その近所に置いているものに発生してしまいました。
雨がかかると、黒点病はとくに発生しやすいバラでは出やすいようです。対策としては、とりあえず病気の葉を
早期発見し取り去るのを優先しています。「ユーゲン・フルスト」の親戚の「ルイ14世」(2012年5月8日
関連記事あります。)も黒点病にかかりやすいです。ただ葉を沢山落しても、今のところなんとか枯れることなく
何年も育てています。見た目はとても残念な姿になってしまいますが、大抵はまた芽吹いてくれます。
このピンクの花は「アンジェラ」下の方は黒点病になりながらも、新しい枝の先端では、次々と開花しました。
近くの「ジェームズ・ギャルウエイ」はこの夏もぐんぐん伸びて先端に蕾をつけています。(7月23日の様子)
8月1日 朝は雷を伴う雨、昼からは曇り時々晴れ 最高気温32度 最低気温25.7度
8月2日 晴れ 最高気温35度 最低気温24度
2日窓を開けると、「コーヴェデール」と「ニュードーン」の蕾が目に入りました。
表へ廻ると、「ニュードーン」の蕾が輝き、「コーヴェデール」が美しく咲いていました。
「コーヴェデール」はイングリッシュローズで、繰り返しよく咲いてくれます。
「コーヴェデール」は、イングリシュローズで、イギリスのシュロップシャにある美しい渓谷の名前に
由来しているようです。(1)
こんな蕾も、あんな蕾も。
こんな花も・・・・
2階の窓から、真夏~という澄み切った8月の空です。
窓から見た「ジェームズ・ギャルウエイ」真上に咲くので、残念ながら、下では見えません
下に降りて、また見上げて、わずか10号たらずの鉢に植わるこのバラ。たぶん根が鉢底から出て、
ツツジが植わるほんの小さな地面に1本の根が出ているのではないかと思われるのですが、ものすごく
大きくなりました。
どの鉢も、2番花をつけ、樹高もかなり大きくなってくれました。6月、7月は暑さの関係で固形肥料は
やらないようにしているのですが、今年は、雨や曇りが続くころの6月半ばにゆっくり溶ける緩効性の
化成肥料を各鉢に施しました。その効果もあってか、2番花の付きが多かったようです。
置き場所により、日当たり具合が違います。鉢の中の温度が急速に高まり、水分がすぐに乾いてしまう土では、
緩効性の肥料といえども、土中の濃度が高まってしまっては、逆効果ですので、真夏には固形の施肥しません。
次回の手入れは、お盆過ぎに夕方の気温が下がり始めたのを感じてから、8月下旬を目安に、枝の3分の1
くらいをカットする予定です。またその時に追肥をする予定です。それまでは、水をしっかりやり、伸び放題にして、
バラ自体が持つ成長力、光合成による充実を見守る毎年の夏です。
(1)イングリッシュローズの名前の由来は、『イングリッシュローズのすべて』別冊NHK趣味の園芸2010年
p124~125によります。
16世紀の宮廷文人フィリップ・シドニー(1554-86)の物語「アルカディア」に登場する
女羊飼いに由来するそうです。 (1)
今年の夏もとても気温が高い日が続いています。ただ梅雨が早く空けて、晴天続きかといえば
曇りや雨の日も多く、7月21日~31日の11日間で、去年と比較してみると、
2012年 晴れ 7日間 (曇りのち晴れも含む) 雨 1日 曇り3日間
2013年 晴れ 4日間(晴れのち曇りも含む) 雨 2日間(雨のち曇りも含む) 曇り5日間
今年は、曇りがちで、時折、俄か雨や、夕立も降る日が多いです。
この11日間の最高気温と最低気温を比較してみると、
2012年34.9度 25.3度
2013年34.2度 24.6度
と若干、今年の方が低いようです。といってもやっぱり暑い上に、曇りがちで湿度が高く、蒸し暑さのせいか
余計に暑いと感じていました。
水やりはこんな天気でも、雨のかからない場所に置いている鉢には水やりは欠かせず、雨の日は1回
曇りの日でも 鉢の状態をみて1~2回はやっていました。
曇りがちで、蒸し暑いと黒点病が広がるものが出ました。特に「ユーゲン・フルスト」「アンジェラ」に出て、
「ジェームズ・ギャルウエイ」「セント・オルバン」など他にも その近所に置いているものに発生してしまいました。
雨がかかると、黒点病はとくに発生しやすいバラでは出やすいようです。対策としては、とりあえず病気の葉を
早期発見し取り去るのを優先しています。「ユーゲン・フルスト」の親戚の「ルイ14世」(2012年5月8日
関連記事あります。)も黒点病にかかりやすいです。ただ葉を沢山落しても、今のところなんとか枯れることなく
何年も育てています。見た目はとても残念な姿になってしまいますが、大抵はまた芽吹いてくれます。
このピンクの花は「アンジェラ」下の方は黒点病になりながらも、新しい枝の先端では、次々と開花しました。
近くの「ジェームズ・ギャルウエイ」はこの夏もぐんぐん伸びて先端に蕾をつけています。(7月23日の様子)
8月1日 朝は雷を伴う雨、昼からは曇り時々晴れ 最高気温32度 最低気温25.7度
8月2日 晴れ 最高気温35度 最低気温24度
2日窓を開けると、「コーヴェデール」と「ニュードーン」の蕾が目に入りました。
表へ廻ると、「ニュードーン」の蕾が輝き、「コーヴェデール」が美しく咲いていました。
「コーヴェデール」はイングリッシュローズで、繰り返しよく咲いてくれます。
「コーヴェデール」は、イングリシュローズで、イギリスのシュロップシャにある美しい渓谷の名前に
由来しているようです。(1)
こんな蕾も、あんな蕾も。
こんな花も・・・・
2階の窓から、真夏~という澄み切った8月の空です。
窓から見た「ジェームズ・ギャルウエイ」真上に咲くので、残念ながら、下では見えません
下に降りて、また見上げて、わずか10号たらずの鉢に植わるこのバラ。たぶん根が鉢底から出て、
ツツジが植わるほんの小さな地面に1本の根が出ているのではないかと思われるのですが、ものすごく
大きくなりました。
どの鉢も、2番花をつけ、樹高もかなり大きくなってくれました。6月、7月は暑さの関係で固形肥料は
やらないようにしているのですが、今年は、雨や曇りが続くころの6月半ばにゆっくり溶ける緩効性の
化成肥料を各鉢に施しました。その効果もあってか、2番花の付きが多かったようです。
置き場所により、日当たり具合が違います。鉢の中の温度が急速に高まり、水分がすぐに乾いてしまう土では、
緩効性の肥料といえども、土中の濃度が高まってしまっては、逆効果ですので、真夏には固形の施肥しません。
次回の手入れは、お盆過ぎに夕方の気温が下がり始めたのを感じてから、8月下旬を目安に、枝の3分の1
くらいをカットする予定です。またその時に追肥をする予定です。それまでは、水をしっかりやり、伸び放題にして、
バラ自体が持つ成長力、光合成による充実を見守る毎年の夏です。
(1)イングリッシュローズの名前の由来は、『イングリッシュローズのすべて』別冊NHK趣味の園芸2010年
p124~125によります。