ローズサポート その後~1年目の冬~(お庭B)

2013年12月10日 | ローズサポート

12月5日、ローズサポート(お庭B)にお伺いしました。 
この日の目的は、剪定と土壌改良です。



去年12月にお伺いした時より、枝が伸び、照り葉が美しく揃っています。
ロイヤルサンセットは、つるバラなので出来るだけ枝を切らないようにし
先端を少しだけ切ります。

また葉を全部取り除きます。葉を取り除くときは、枝の下に方向に向かって、
葉を軽く引っ張るようにして引くと取りやすいです。

枝を折らないように気を付けながら、枝を出来るだけ地面に平行になるように
トレリスに誘引します。麻紐で、枝を止めます。この時、枝と止めつける側に
ワンクッションになるように紐をねじっておきます。8の字になるといった感じです。

短い枝は真横に、少し長いものは、Cの字を書くように止めつけました。


次は、樹高が1m80近くあるハイブリットティーの剪定です。すでに赤い芽ができ
始めています。

古い枯れた枝は根元から取り除き、高さを思い切って2分の1程度に切り戻しました。
だた奥の1本は長めに残しています。
  

花壇のバラですが、去年よりは枝が出て伸びました。しかしつるバラは、もう少し
伸びてほしいところです。そこで、枝はほとんど切らずに、葉と花柄を取り去り、
ピエール・ド・ロンサールの伸びた枝を後ろのフェンスに留めました。

  
 

 



植木鉢のバラは順調に生育していました。高さを2分の1程度にカットしました。
よく伸びたミニバラも思い切って短く剪定しました。

 

 
 
去年、初めて訪れたとき、花壇にはドクダミがかなり生えていて、栄養状態が悪いのか
生育が遅いように思いました。それで、ドクダミや雑草を取り去り、腐葉土、肥料を施
してもらいました。

今年の6月には、蕾が付き、花が咲き、その後も四季咲きのものは順調に繰り返し咲いた
とのことです。 

この冬に訪れて、やはり気になったのは、枝の生育が太さと長さにおいてやはり遅いよう
に思われます。鉢のバラは順調に生育しているのに、日照時間も同じで花壇のバラが細く
て伸びにくいのは、もしかしたら、土壌が酸性に傾いていて成長が緩慢なのかもしれない
と思い、今年の冬は地盤改良のために、苦土石灰を巻いていただくことにしました。
さらに、スコップで漉きこんでいます。

(苦土石灰を撒いたあとは、最低でも10日以上日を空けてから、肥料を施すようにします。
 化学反応させないためです。)



今回訪問してわかったことは、ドクダミや雑草がほとんどなかったこと。土が黒々として
ふかふかだったことです。

ここから、日頃から気づいたらドクダミや雑草を取るようにされていたことがわかります。
そして、腐葉土や肥料を適宜施されたことによるものだと思います。それは、庭主さんの
バラを一輪でも多く咲かせたい、大きくしたいという思いだ伝わってきて、バラや草花を
大事に思う、同じ愛好家としてとても共感し、嬉しい出来事でした。来年もますます伺う
のが楽しみです。

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