宇治川を渡って

2018年11月09日 | 日記
11月8日

びわ湖からの恵みが流れる宇治川


橋を渡って左の参道へ。宇治茶のお店が
沢山立ち並び、進む突き当たりに平等院
があります。






まだ青いものもありますが、
赤や黄色に染まる見ごろの
紅葉があちらこちらにあります。



平等院は、1052年に藤原頼通によって
創建されました。


頼通の父、道長の別荘を寺院に改めた
ものだそうです。



十円玉のモデルになっている鳳凰堂は、
極楽浄土の宮殿を模したもので、とても
優雅な姿の寺院です。

ご本尊は、阿弥陀如来坐像。

壁面には、色々な楽器をもった
雲中供養菩薩が飾られています。


屋根の上には二対の鳳凰





併設の鳳翔館には、平安時代に作られた
梵鐘や鳳凰一対、雲中供養菩薩26体
十一面観音像 が展示されています。



鳳翔館には再現された来迎図が
ありました。

9通りあるというお迎え。

現世をどう生きていたかはその時に
わかるのかもしれませんが、今、
そのどれにあたるのか、、、
今をどう生きるかを改めて感じる時間でした。


山門を右に出て、宇治川にかかる橘橋へ。
川上に向くと、青空が川面に映りました。


さらに次の橋から川下を向いての一枚
宇治橋が見えます。


さまさまな歴史がここにはあるようですが
ゆく川の流れは絶えずして、時も流れています。


宇治橋のたもとには、1160年からある
通園さんというお茶屋さんがあります。


一休さんもこのお店に来られていたそうです。
私も茶団子とお茶を少し求めて帰途につきました😊