とこわかに〜いにしえから今も続く国(3)

2019年02月25日 | 日記

2日目は、千葉にある香取神宮へ。バスで約1時間半くらいで着きました。

創建は社伝によると神武天皇18年。今から2600年以上前に遡ることになります。御祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)

訪れたこの日は、五穀豊穣を祈る祈年祭の日で沢山の方々が参拝されていました。

のどかな冬の田園風景を見ながらひたすら歩くこと30分、香取駅に着きました。そこでJR東日本の鹿島線に乗って17分程の鹿島神宮駅へ向かいました。

途中、利根川を渡り、茨城県にある鹿島神宮駅へ。

鹿島神宮の起源は、御由緒書によると、紀元前660年。つまり2679年前ということになります。
御祭神は、武甕槌神(たけみかづちのかみ)
武甕槌神は、経津主神とともに大國主命から国譲りをされ、日本建国に挺身された神さまです。

この2つの神社には、要石がありました。地上に出ている部分は少ないのですが、地中深く伸びていて日本を地震から守る大切な石だそうです。

帰りは、またバスで都内に戻りました。

車中から見えたスカイツリー。

薄暮の東京駅に到着。また丸の内側に出ました。
丸の内南口の天井は八角形で鳥のレリーフがあしらわれています。最初は、鳩だと思っていたのですが、調べてみると左を向く8羽の鷲とのこと。一羽の両翼を広げた大きさは、なんと2.1mもあるのだそうです。
赤レンガが美しい丸の内駅舎。
明治41年(1909年)着工 。大正3年(1914年)に完成した東京の中央駅で、平成24年(2012年)に創建当時の姿に復元されました。

正面前には、丸の内の高層ビル群が並び、皇居に続く広々とした御幸通りがあります。

足早に皇居の方へ向かいました。

外苑前から、皇居を臨みました。テレビでしか見たことのない場所でしたが、間近に行けたことはやはり嬉しく、いにしえよりはるか長きに渡り継承されてきたことの尊さを想い、感謝の念でいっぱいになりました。
あっという間に日没に。早春の青い夜空に月が輝き、街灯やビルの明かりがとても美しく感じる夜でした。
こうして二万歩以上歩いた2日目が過ぎ、宿へ向かいました😊