京都西山 柳谷観音さんにて(6月17日)
本堂を奥に進むと上書院に続く
庭園が広がります。
つくばいにはどれにも
季節の紫陽花が飾られています。
上書院の一階から書院を臨む。
向かいの赤い毛氈が敷かれている部屋からは、
御詠歌が聴こえてきます。
二階に上がるとさらに鮮やかな青もみじが
目に飛び込んできます。
爽やかな空気が漂います。
さらに奥の院へ向かいます。
奥の院は更に山際にあります。
通路の両脇にも紫陽花が続きます。
ここ数日の風雨に洗われたのか、緑が冴えています。
斜面の一番上にある奥の院。
空気が澄んで、木々の間から
遠くに東山が見えました。
若々しい紫陽花がいっぱい咲いています。
観音さまの御縁日で沢山の方々が
参拝されていました。
山門入ったすぐに左手にある手水舎
この周りには、大勢の人垣が出来ていて
人気のスポットでした😊
西の清水と言われる楊谷寺。
お寺のリーフレットによると、開創は806年。
清水寺を開山された延鎮僧都の夢のお告げにより、十一面千手千眼観世音菩薩をこの西山に見つけられたことからとか。
更に811年、乙訓寺の別当であった弘法大師空海が、この寺に度々の参詣の折、お堂の傍の溜まり水で母猿が、子猿のつぶれた眼を洗うのを見つけて祈祷したところ、満願の日に子猿の眼が開いたそうです。
空海はさらに祈祷を施し、眼病に悩む人々のために霊水「独鈷水」(おこうずい)にしたと伝えられているそうです。頂くと、大変まろやかなお水でした✨🙏✨