毎年、1月の半ばになると、それぞれの鉢を植え替えしたり、
肥料をやることにしています。
それは、根がこの時期になると休眠期になるので、多少根を切っても
影響が少ないとみられるからです。
去年の12月に ほとんどの剪定は終えていたのですが、9月の終わりに買った木立性の
ハイブリッドティーの「キャラメル・アンティーク」は、12月でも緑の葉が生き生き
していたので、剪定をせずに1月を迎えました。
しかしこの時期の気温になると、さすがに葉も黄変し始め、落葉しかけていたので剪定し、
植え替えすることにしました。葉も取り、バッサリ半分に切りました。
植木鉢は、2年苗というより3年苗のように大きく育っていたので、ポリポットより
二回り大きいものにしました。
準備は、鉢底石。そのまま使ってもよいのですが、次年度の植え替えのことも考えて
台所用のネットに詰めて使うことにしました。
土は、培養土、腐葉土、バラの肥料、苦土石灰(酸性化を中和し、マグネシウムを補う)
などを用意します。
バラの肥料についてですが、バラに適した肥料の配合バランスがあるようです。
植物には、
窒素 N (葉の成長、葉肥)
リン酸 P (花や実の成長、花肥)
カリ K (根の生長、根肥)
が、肥料として必要な栄養素ですが、バラの場合、その割合は、
チッソ:リン酸:カリの割合が1:3:1のものが望ましいとされています。
さらに、カルシウムは脂肪酸を作るのに関係し、、マグネシウムも葉緑素を
くるのに必要で、苦土石灰を用いるとよいようです。
油かすや骨粉などの有機肥料で、微量元素のイオウ・鉄・ホウ素・マンガン
モリブデンが補えるそうです。
いずれも、袋に書いてある規定量をよく見て、土の量にあった分量を施肥し、
やり過ぎには、注意します。根が傷み、生育不良になるのを避けたいものです。
植え替えですが、ポリポットから抜いた土は、軽く落し中心部の土も落しました。
鉢に土を三分の一ほど入れ、肥料を入れ、その上にまた土を中高にかぶせます。
そして植えこみます。直接肥料を根にあてないようにします。
そして、茎の付け根のクラウンと呼ばれる継いだ所の下まで土を入れ、植込み完了です。
作業の終わりには、水やりも忘れずに行いました。
今回、固いトゲが目立ったので、取ることにしました。指の腹で反対側に押しやると取れます。
わかりやすいように素手でしましたが怪我をしないように、固めのゴム手袋などをはめて注意して
やるのがお勧めです。年数を経るととても固くなって取れなくなり、季節中の手入れのときに
怪我を防ぐためにもこの時期にとりました。枝自体を傷つけないようにも気を付けています。
他の苗で、剪定後にこのように穴空いたものがあるがありました。水や病気が入り、枝が枯れこむ
原因になるので、切り戻しておきます。切り口は斜めにせずに、いつでも真っ直ぐ切ります。
切断面積を最小にするのが、枝の傷みの修復も最少で済むからです。もう茎には赤い芽もありました。
今年の冬は、いつも以上に寒く感じます。月初めに見た天気予報で、京都では、例年
1年で最も寒いのは、大寒を過ぎて、節分を迎えるころが一番寒いとのことでしたので、
1月8日と9日に大半は終えましたが、まだ10鉢以上残っています。出来るだけ良い天気の
日中にやりたいものです。なお、植え替えや寒肥は、関西以西では、2月の半ばまでは根も動きにくい
ので可能です。
去年の末に、インドアローズとして売られていた ポールセンのミニバラです。
室内で育てています。明るい陽射しに当てたり、暖房には、直接あてないようにしています。
寒い玄関に普段は置いてるので、もう2週間以上経つのに綺麗に咲いていて、冬に咲いてるバラが
あるのは、やはり嬉しいものです。
肥料をやることにしています。
それは、根がこの時期になると休眠期になるので、多少根を切っても
影響が少ないとみられるからです。
去年の12月に ほとんどの剪定は終えていたのですが、9月の終わりに買った木立性の
ハイブリッドティーの「キャラメル・アンティーク」は、12月でも緑の葉が生き生き
していたので、剪定をせずに1月を迎えました。
しかしこの時期の気温になると、さすがに葉も黄変し始め、落葉しかけていたので剪定し、
植え替えすることにしました。葉も取り、バッサリ半分に切りました。
植木鉢は、2年苗というより3年苗のように大きく育っていたので、ポリポットより
二回り大きいものにしました。
準備は、鉢底石。そのまま使ってもよいのですが、次年度の植え替えのことも考えて
台所用のネットに詰めて使うことにしました。
土は、培養土、腐葉土、バラの肥料、苦土石灰(酸性化を中和し、マグネシウムを補う)
などを用意します。
バラの肥料についてですが、バラに適した肥料の配合バランスがあるようです。
植物には、
窒素 N (葉の成長、葉肥)
リン酸 P (花や実の成長、花肥)
カリ K (根の生長、根肥)
が、肥料として必要な栄養素ですが、バラの場合、その割合は、
チッソ:リン酸:カリの割合が1:3:1のものが望ましいとされています。
さらに、カルシウムは脂肪酸を作るのに関係し、、マグネシウムも葉緑素を
くるのに必要で、苦土石灰を用いるとよいようです。
油かすや骨粉などの有機肥料で、微量元素のイオウ・鉄・ホウ素・マンガン
モリブデンが補えるそうです。
いずれも、袋に書いてある規定量をよく見て、土の量にあった分量を施肥し、
やり過ぎには、注意します。根が傷み、生育不良になるのを避けたいものです。
植え替えですが、ポリポットから抜いた土は、軽く落し中心部の土も落しました。
鉢に土を三分の一ほど入れ、肥料を入れ、その上にまた土を中高にかぶせます。
そして植えこみます。直接肥料を根にあてないようにします。
そして、茎の付け根のクラウンと呼ばれる継いだ所の下まで土を入れ、植込み完了です。
作業の終わりには、水やりも忘れずに行いました。
今回、固いトゲが目立ったので、取ることにしました。指の腹で反対側に押しやると取れます。
わかりやすいように素手でしましたが怪我をしないように、固めのゴム手袋などをはめて注意して
やるのがお勧めです。年数を経るととても固くなって取れなくなり、季節中の手入れのときに
怪我を防ぐためにもこの時期にとりました。枝自体を傷つけないようにも気を付けています。
他の苗で、剪定後にこのように穴空いたものがあるがありました。水や病気が入り、枝が枯れこむ
原因になるので、切り戻しておきます。切り口は斜めにせずに、いつでも真っ直ぐ切ります。
切断面積を最小にするのが、枝の傷みの修復も最少で済むからです。もう茎には赤い芽もありました。
今年の冬は、いつも以上に寒く感じます。月初めに見た天気予報で、京都では、例年
1年で最も寒いのは、大寒を過ぎて、節分を迎えるころが一番寒いとのことでしたので、
1月8日と9日に大半は終えましたが、まだ10鉢以上残っています。出来るだけ良い天気の
日中にやりたいものです。なお、植え替えや寒肥は、関西以西では、2月の半ばまでは根も動きにくい
ので可能です。
去年の末に、インドアローズとして売られていた ポールセンのミニバラです。
室内で育てています。明るい陽射しに当てたり、暖房には、直接あてないようにしています。
寒い玄関に普段は置いてるので、もう2週間以上経つのに綺麗に咲いていて、冬に咲いてるバラが
あるのは、やはり嬉しいものです。