今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

瑞光山 清水寺(島根県安来市清水町)

2013年06月28日 | 神社・仏閣
清水は清水でも安来の清水寺。しかし、京都の清水寺よりも歴史は古い。
今日初めて訪ねることになるが、五木寛之氏が出演している百寺巡礼を数年前視聴したときに石垣の上に立つ三重塔が印象に残っている。




瑞光山 清水寺の歴史
厄払いの寺としてしたわれる清水寺は、用明天皇2年(587年)、尊隆上人によって開かれた観音霊場である。
開基以前のこと、山上に瑞光が現れ、その光明を因として山を瑞光山と号し、また水の清く霊なるをもって清水寺と名づくと伝えられる。
その後歳月を経て荒廃するするも中興開山盛縁上人が復興に尽くし、大同元年(806年)平城天皇の詔勅を受け七堂伽藍を完備する。
その後承和14年(847年)、唐からの帰路立ち寄った円仁(慈覚大師)により光明真言会が創められ、天台宗に帰依したという。
その後幾度かの火災と復興を経て、明徳4年(1393年)にほぼ現在の寺域が定まったが、戦国時代兵火に襲われ根本堂以外の建物は焼失した。
伽藍はその後毛利氏及び松平氏により復興され、加えて安政6年(1859年)には信徒の手により三重塔が建立され、現在の形となった。


大門






開山堂



根本堂(重要文化財)

  








 

毘沙門堂



鐘楼と聖観音





三重塔(島根県指定有形文化財)









弁財天堂



不動岩像



撮影 平成25年5月14日
コメント (8)
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