世界遺産 日光東照宮
日光は観光客が多いと聞いていたので道の駅を早朝に出発
雨の中ではあったが日光杉並木街道は別世界に走って行くような感じがした
市営の駐車場に駐め、輪王寺・二荒山神社に続き東照宮に入る
石鳥居(重要文化財)
元和4年(1618)黒田長政によって奉納された
石材は、九州から船で小山まで運ばれた後、陸路を人力により日光まで運ばれた
表門(重要文化財)
東照宮最初の門で、左右に仁王像が安置されているところから仁王門とも呼ばれている
参詣者が多く、同じ場所に留まることができず「仁王像」の写真もこの一枚だけ
外国人観光客が多いのには驚く
三神庫(重要文化財)
上神庫(写真)・中神庫・下神庫を総称して三神庫(さんじんこ)
春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められている
上神庫屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の彫刻がほどこされている
神厩舎・三猿(重要文化財)
神厩舎は、神馬をつなぐ厩
昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されている
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名
1 母親が子供の未来を遙かに望んでいる場面
枇把と朱色の雲は「バラ色で実り豊か」な子供の未来を暗示している
2 幼いうちは純真で周囲の影響を受けやすい
世の中の悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず、良いものだけを与えよ
この時期に、良いものを身につけておけば、悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる
3 一匹の座った猿(未だ立っていない)。
どことなく寂しそうなのは、孤独に耐えつつも、これからの人生(将来)を考えている
やがて立ち上がれば「自立・一人立ち」(精神的にも肉体的にもレベルアップ)する
4 二匹の猿が上方を見上げている。希望をもって上を見上げる青年期のイメージ
右側に星雲が配され「星雲の志」を抱いた若い猿と解釈できる
御遺訓にいう「上を見な・身の程を知れ」である
5 右側の猿は樹の上で前方を凝視している
左側の二匹は岩の上にいる。中央の猿は崖からの転落を免れた状況か
左側の猿は、中央の猿の背中に手を当てている
友達を慰める、或いは励ましているように見える
6 右側の猿は座って腕をお腹の前で交差させ、正面を凝視している。左側の猿は何かを考え、決断を迫られている
右側の猿は結婚の決心を固めた猿。一方の猿は未だそれに至っていない状況なのかもしれない
7 右下に渦巻く波、右側の根本には薔薇の花。右側の猿は長い左手を波に差しのべ、左側の猿は腕組みをしている
二匹とも波を見つめ、右側の猿の上には赤い雲
二人で力を合わせれば「人生の荒波」も乗り越えられる
8 結婚した二人が協力して荒波を乗り越え、平安な家庭環境を整え、子宝に恵まれ、子供が生まれれば、親となり、最初の面の子育てへと辿ることになる
永遠の生命が受け継がれていく
東照宮社殿で唯一極彩色が施されていない神厩舎
8枚で猿の一生が描かれており、ひいては人間の平和な一生の過ごし方を説いたものとなっている
「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿は「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えである
東照宮は学生時代に一度訪れたことがあるが、何一つ記憶に残っていない
御水舎(重要文化財)
水盤は元和4年(1618)佐賀藩主鍋島勝茂によって奉納された
輪蔵(重要文化財)
天海版に一切経を収めた建物で経蔵という
内部には輪蔵といわれる八角形の廻転式大書架がある
銅燈籠(重要文化財)
オランダ国からの奉納
目の前に国宝の陽明門が見える。平日の午前でこの参詣者。一方通行になっている
撮影 平成30年10月12日
日光は観光客が多いと聞いていたので道の駅を早朝に出発
雨の中ではあったが日光杉並木街道は別世界に走って行くような感じがした
市営の駐車場に駐め、輪王寺・二荒山神社に続き東照宮に入る
石鳥居(重要文化財)
元和4年(1618)黒田長政によって奉納された
石材は、九州から船で小山まで運ばれた後、陸路を人力により日光まで運ばれた
表門(重要文化財)
東照宮最初の門で、左右に仁王像が安置されているところから仁王門とも呼ばれている
参詣者が多く、同じ場所に留まることができず「仁王像」の写真もこの一枚だけ
外国人観光客が多いのには驚く
三神庫(重要文化財)
上神庫(写真)・中神庫・下神庫を総称して三神庫(さんじんこ)
春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められている
上神庫屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の彫刻がほどこされている
神厩舎・三猿(重要文化財)
神厩舎は、神馬をつなぐ厩
昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されている
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名
1 母親が子供の未来を遙かに望んでいる場面
枇把と朱色の雲は「バラ色で実り豊か」な子供の未来を暗示している
2 幼いうちは純真で周囲の影響を受けやすい
世の中の悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず、良いものだけを与えよ
この時期に、良いものを身につけておけば、悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる
3 一匹の座った猿(未だ立っていない)。
どことなく寂しそうなのは、孤独に耐えつつも、これからの人生(将来)を考えている
やがて立ち上がれば「自立・一人立ち」(精神的にも肉体的にもレベルアップ)する
4 二匹の猿が上方を見上げている。希望をもって上を見上げる青年期のイメージ
右側に星雲が配され「星雲の志」を抱いた若い猿と解釈できる
御遺訓にいう「上を見な・身の程を知れ」である
5 右側の猿は樹の上で前方を凝視している
左側の二匹は岩の上にいる。中央の猿は崖からの転落を免れた状況か
左側の猿は、中央の猿の背中に手を当てている
友達を慰める、或いは励ましているように見える
6 右側の猿は座って腕をお腹の前で交差させ、正面を凝視している。左側の猿は何かを考え、決断を迫られている
右側の猿は結婚の決心を固めた猿。一方の猿は未だそれに至っていない状況なのかもしれない
7 右下に渦巻く波、右側の根本には薔薇の花。右側の猿は長い左手を波に差しのべ、左側の猿は腕組みをしている
二匹とも波を見つめ、右側の猿の上には赤い雲
二人で力を合わせれば「人生の荒波」も乗り越えられる
8 結婚した二人が協力して荒波を乗り越え、平安な家庭環境を整え、子宝に恵まれ、子供が生まれれば、親となり、最初の面の子育てへと辿ることになる
永遠の生命が受け継がれていく
東照宮社殿で唯一極彩色が施されていない神厩舎
8枚で猿の一生が描かれており、ひいては人間の平和な一生の過ごし方を説いたものとなっている
「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿は「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えである
東照宮は学生時代に一度訪れたことがあるが、何一つ記憶に残っていない
御水舎(重要文化財)
水盤は元和4年(1618)佐賀藩主鍋島勝茂によって奉納された
輪蔵(重要文化財)
天海版に一切経を収めた建物で経蔵という
内部には輪蔵といわれる八角形の廻転式大書架がある
銅燈籠(重要文化財)
オランダ国からの奉納
目の前に国宝の陽明門が見える。平日の午前でこの参詣者。一方通行になっている
撮影 平成30年10月12日