今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

日光東照宮 その2(栃木県日光市山内)

2019年01月15日 | 神社・仏閣
世界遺産 日光東照宮 その2
日光東照宮は、陰陽道に強い影響を受け「陽明門」と その前の鳥居を中心に結んだ上空に北辰(北極星)が来るように造られているという
さらに、主要な建物を線で結ぶと北斗(北斗七星)の配置と寸分違わぬよう設計されているという

平日の午前中であるが「陽明門」から中に入る参詣者はこのようなお祭りのような賑わい



現在の社殿群は、鎮座から20年後の寛永13年(1636)に建て替えられたもの
平成11年12月「世界文化遺産」に登録された



廻廊(国宝)
陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られている






一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされている



鐘楼(重要文化財)



陽明門の右横にある「廻廊・鐘楼」周辺は閑散としている
一旦休憩して記憶メディアを入れ替える



陽明門(国宝)
門の名は平安京大内裏外郭十二門のうちの陽明門に由来する
建築形式は三間一戸楼門で、規模は桁行(間口)が約7m、梁間(奥行)が約4m、棟までの高さが約11m



建物全体が極彩色の彫刻で覆われ、一日じゅう見ていても飽きないということから、「日暮の門」とよばれている



正面唐破風下には後水尾天皇宸筆の「東照大権現」の勅額



故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされている






一枚だけ写っていたピンボケの龍、陽明門を通過する際天井にあったものか(記憶にない)



背面から上層



唐門(国宝)
全体が胡粉で白く塗られ、「許由と巣父」や「舜帝朝見の儀」など細かい彫刻がほどこされている






透塀(国宝)



神楽殿(重要文化財)



眠り猫(国宝)
左甚五郎作と伝えられている。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたた寝をしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われている



眠り猫の裏面にいる雀たち。裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表しているという。



撮影 平成30年10月12日
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