今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

皇大神社 元伊勢内宮(京都府福知山市大江町内宮字宮山)

2021年01月09日 | 神社・仏閣
訪問日 令和2年9月29日

皇大神社 元伊勢内宮
伝承によれば、第10代崇神天皇39年(紀元前59年)に、「別に大宮地を求めて鎮め祭れ」との皇大神の教えに従い鎮座地を求めて各地を転々とした
垂仁天皇26年(紀元前4年)に、伊勢の五十鈴川上の聖地(今の伊勢神宮)にお鎮まりになった



鳥居
それまでの間に訪れた一時遷座地は、各地で「元伊勢」として語り継がれた
最初に但波(丹波)へお遷りなり、その由緒により皇大神社が創建されたと伝えられている



先の見えない長い階段が続く
途中、スマホで確認したところ、表参道は300m、220段の石段が続くとある



麻呂子杉
聖徳太子の弟麻呂子親王が、3人の凶賊を追討された時に、当社に詣でて御手植えになった杉といわれている
樹齢千年以上と伝える古木で参道に聳え立っている






御門神社



奇岩窓神(くしいわまどのかみ)・豊岩窓神(とよいわまどのかみ)を祀る



天岩戸を守る御門の神で、四方四隅、上下、八方十方からくる悪邪の厄を防ぎ祓い却ける



「カネの鳴る石」
小石で打つとカーンカーンと金属音がするらしい
金儲けの希望が叶う木と思い、手を合わせてしまった(笑)



手水舎






「由緒」



小宮
80余の小宮が、本殿を中心に、前後左右を囲む



皇大神ゆかりの摂社の他、全国一宮など有験の社を集め、八方詣などの信仰がある



黒木の鳥居
正面鳥居は、樹皮のついた丸太のままの木で造る最も素朴で原初的な様式の鳥居で、全国的にも珍しく、これを「黒木の鳥居」という






拝殿
庶民の参拝が始まったのは鎌倉・室町・戦国の頃からと推定される



明治期まで、年間の参拝者8万人と記されており、麓には宿屋が10軒もあり、茶屋、土産物店が軒を並べていた






本殿
祭神:天照皇大神
高天原の神々の中の最高神であり太陽の神。皇室の御祖先の神である



神宮は20年毎に遷宮があるが、皇大神社には60年毎の式年造替の定めがある
明治5年(1872年)に造営されて以後途絶え、ようやく138年後の平成22年(2010年)に平成の大改修が行われた



脇宮
「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」
天照皇大神が天の岩屋にお隠れになった時、戸を開いて皇大神を連れ出した大力の神



「栲機千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)」



高天原から葦原中国に降臨した瓊瓊杵尊(天照皇大神の孫)の母神



御若叡(みわかえ)の森の庭



「さざれ石・君が代碑」
昭和天皇御在位60年を記念してこの庭ができた






過去の神社参拝のなかでも一番肉体的に疲労した
参道は300m、220段の石段とは思えない辛さだった



旅の疲れか、年齢的な衰えか、体重過多か(笑)
寺社巡りをいつまで継続することができるのか不安になる



駐車場に戻る
道幅が狭いこともあり宅配便の車幅も短い。北海道では見かけない車種だ



撮影 令和2年9月29日

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鹿原山 慈恩寺 金剛院(京都... | トップ | 豊受大神社 元伊勢外宮(京都... »

コメントを投稿

神社・仏閣」カテゴリの最新記事