訪問日 令和3年5月29日
大瀧神社・岡太神社
平成30年秋の旅で一度訪れている
社殿の美しさに驚き再訪したいと思っていた
額には「大瀧神社・岡太神社」が併記されている
狛犬
手水舎
観音堂(絵馬堂)
神社に「観音堂」とは、明治時代の神仏分離令によるもの
「木造十一面観音坐像(越前市指定文化財)」
左手の神門が見えてくる
本殿及び拝殿(重要文化財)
約1500年前、「越前五箇」と呼ばれる川の上流に女神が現われ、村人に紙漉きの技を伝えたといわれている
人々はこの女神を「川上御前」と崇め、岡太(おかもと)神社の祭神とした
大正12年(1923年)には大蔵省印刷局抄紙部に「川上御前」の分霊が奉祀されて岡太神社は名実共に全国紙業界の総鎮守となった
大瀧神社は推古天皇の時代、大伴連大瀧の勧請に始まり、養老3年(719年)に泰澄大師が、川上御前を守護神として祀る社として創建
大瀧児(おおちご)権現と称して別当寺大瀧寺を建立
その後、明治になり神仏分離令によって大瀧神社と改称された
大久保勘左衛門(代表作は曹洞宗本山永平寺の勅使門)棟梁による、複雑な曲面を持つ積層した屋根が特徴の社殿
現在の大瀧神社下宮社殿は天保14年(1843)に再建されたもの
以前聞いたガイドの話によると、最も美しい社殿を造りたいと、設計図とは違ったものができたようである
本殿
本殿横の彫刻も素晴らしい
拝殿と本殿が一体化した複合社殿
唐破風と千鳥破風のそれぞれの屋根が連続する神社本殿としては最も複雑な屋根形態を持つ
山の峰を集めたような、あるいは、幾重もの波が寄せあうような屋根、複雑さの中に流があり、重厚さの中に躍動があるなど、独特の屋根形状
個人的にはこの場所から眺める社殿が一番好きだ
建物全体に施されている獅子、龍、鳳凰、草花の彫刻
「神楽殿」
「神輿殿」
社殿を撮り終えて駐車場に戻ろうとしたときに「札幌ナンバーの車の人かい」と声をかけられた
地元に住む同世代の男性で、遠くからよく訪ねてくれたと感謝され、30分ほど社殿についての説明を受けた
説明内容はほとんど記憶にないが、写真を見るといくつか思い出したこともある
この他に類を見ないこの美しい屋根だが、この地域は冬に積雪があり屋根の雪おろし作業が大変だということ
「獅子」の彫刻が独特だということ
本殿を支えている「組物」が神社では珍しいということ
創建時代からあるという土台になっている巨石
大瀧神社の紋「五三桐」
地元の男性の説明内容は私が普段目にしている目線より下の部分が多く大変参考になった
神輿殿の内部もご厚意で観ることができた
毎年5月3日〜5日に開催される古式ゆかしき祭神事に使われる神輿
前回はボランティアガイドの女性、今回は地元の男性と人にも恵まれ満足の大瀧神社であった
山頂にあるという奥の院も気になってきた……
撮影 令和3年5月29日
大瀧神社・岡太神社
平成30年秋の旅で一度訪れている
社殿の美しさに驚き再訪したいと思っていた
額には「大瀧神社・岡太神社」が併記されている
狛犬
手水舎
観音堂(絵馬堂)
神社に「観音堂」とは、明治時代の神仏分離令によるもの
「木造十一面観音坐像(越前市指定文化財)」
左手の神門が見えてくる
本殿及び拝殿(重要文化財)
約1500年前、「越前五箇」と呼ばれる川の上流に女神が現われ、村人に紙漉きの技を伝えたといわれている
人々はこの女神を「川上御前」と崇め、岡太(おかもと)神社の祭神とした
大正12年(1923年)には大蔵省印刷局抄紙部に「川上御前」の分霊が奉祀されて岡太神社は名実共に全国紙業界の総鎮守となった
大瀧神社は推古天皇の時代、大伴連大瀧の勧請に始まり、養老3年(719年)に泰澄大師が、川上御前を守護神として祀る社として創建
大瀧児(おおちご)権現と称して別当寺大瀧寺を建立
その後、明治になり神仏分離令によって大瀧神社と改称された
大久保勘左衛門(代表作は曹洞宗本山永平寺の勅使門)棟梁による、複雑な曲面を持つ積層した屋根が特徴の社殿
現在の大瀧神社下宮社殿は天保14年(1843)に再建されたもの
以前聞いたガイドの話によると、最も美しい社殿を造りたいと、設計図とは違ったものができたようである
本殿
本殿横の彫刻も素晴らしい
拝殿と本殿が一体化した複合社殿
唐破風と千鳥破風のそれぞれの屋根が連続する神社本殿としては最も複雑な屋根形態を持つ
山の峰を集めたような、あるいは、幾重もの波が寄せあうような屋根、複雑さの中に流があり、重厚さの中に躍動があるなど、独特の屋根形状
個人的にはこの場所から眺める社殿が一番好きだ
建物全体に施されている獅子、龍、鳳凰、草花の彫刻
「神楽殿」
「神輿殿」
社殿を撮り終えて駐車場に戻ろうとしたときに「札幌ナンバーの車の人かい」と声をかけられた
地元に住む同世代の男性で、遠くからよく訪ねてくれたと感謝され、30分ほど社殿についての説明を受けた
説明内容はほとんど記憶にないが、写真を見るといくつか思い出したこともある
この他に類を見ないこの美しい屋根だが、この地域は冬に積雪があり屋根の雪おろし作業が大変だということ
「獅子」の彫刻が独特だということ
本殿を支えている「組物」が神社では珍しいということ
創建時代からあるという土台になっている巨石
大瀧神社の紋「五三桐」
地元の男性の説明内容は私が普段目にしている目線より下の部分が多く大変参考になった
神輿殿の内部もご厚意で観ることができた
毎年5月3日〜5日に開催される古式ゆかしき祭神事に使われる神輿
前回はボランティアガイドの女性、今回は地元の男性と人にも恵まれ満足の大瀧神社であった
山頂にあるという奥の院も気になってきた……
撮影 令和3年5月29日
お寺参りが 主で 滅多に神社には お参りしてないので 全く知らない神社でしたが なんと 素晴らしい!!
拝殿と本殿が一体となり 重厚な独特の屋根 それに 施された彫刻も素晴らしい!!
それに 観音堂には11面観世音菩薩坐像が 祀ってあるなんて 神仏一体が 残っている 珍しい 神社ですねヽ(*´∀`)ノ
信仰心が無いのに寺社巡りが好きで、偶然この神社にたどり着きました。
これまで数多くの寺社を回っていますが建物の美しさに感動した数少ない一つがこの社殿です。設計図では普通の屋根だったようですが、美しい社殿を造りたいとこの様になったと聞きました。
写真でどの程度伝わったか分かりませんが、周辺の環境と社殿が調和していて見入ってしまいます。
十一面観音像ですが観音堂に安置されています。お堂は(失礼ですが)物置のような建物で、戸を開けていいのか迷うほどです。