今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

護国山 宝円寺(石川県金沢市宝町)

2019年03月14日 | 神社・仏閣
護国山 宝円寺
1583年、加賀藩祖・前田利家が創建した、前田家代々の菩提寺
「利家とまつの寺」であることを知り、興味を持って訪れた

山門及び築地塀(登録有形文化財)
入口右手に「護国山 寶圓寺」の石柱。駐車場は左手にあり、私の白い車も見える



寺の歴史を頭に入れるが、数分後には記憶から抜けてしまう



本堂(登録有形文化財)
山門の正面に本堂がある



扉が固く閉められていたので、周囲を散策することにした



近くに境内案内図があったので参考にする



御影堂と御髪堂



利家が伏見で徳川家康と会見した際、死を決して自画像と髪を埋めた場所といわれている



利家の葬儀もこの寺で行われた



俵屋宗達墓碑



柳広司 著「風神雷神」を読んでいたので感慨深いものがあった



方形の地輪、円形の水輪、三角の火輪、半月型の風輪、団形の空輪からなり、仏教で言う地水火風空の五大を表す五輪塔



前田家の墓






鳥芻沙摩大明王



地蔵堂



庫裏と思われる場所から堂内に入る

扁額には山号の「護国山」



延命地蔵堂






台座に「護国山 延命地蔵尊像 寶圓寺」と刻まれている



右側の棚の上に並んでいる小さな仏様



賓頭盧尊者像






一番豪華な装飾をなされている場所がある



御本尊は「釈迦牟尼佛」



仁王像
山門にいる仁王像がなぜか堂内に安置されている






阿形の金剛力士像は、木造寄木造で鎌倉時代13世紀の作と推定されている
明治元年火災の時、一躰は焼失、一躰まさに火に包まれんとした時、小立野の力士亀坂の源八が抱え出して助かった



元の吽形は焼失したため、新たに阿形の作風に合わせて、高岡の佛師である本保喜作が彫ったもの



すでに訪れて数ヶ月経つが鮮明に記憶に残っているのが、この朱色の仁王像



堂内を出て、再び、本堂前に立つ

「南無観世音」の扁額と前田家家紋の梅の花びらをした「加賀梅鉢」






撮影 平成30年10月20日

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