名所旧跡を訪ねる旅
昨日は連休最終日ということもあってか200台以上駐車スペースのある道の駅で宿泊したのは2台。
普段は大型車のアイドリングの音が気になるのだが、静寂な夜となりいつもに増して熟睡できた。
さて、長く続いた「若狭おばまの寺」を巡る旅も今日が最終回になる。
実際は2日間で回ったのだが、特に2日目は撮影月日でもわかるように6寺を参拝することになり充実した日となった。
地久山 圓照寺
福井県小浜市尾崎にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は地久山。本尊は大日如来。
大和国春日大社の神託で彫られた大日如来像を三笠山にて祭られたのち、南川対岸の谷田部地区の若狭堂谷に真言宗遠松寺を建立し祭られた。
南川の洪水により、文安元年(1444年)に現在地に移して圓照寺と名を改め、より臨済宗南禅寺派に改宗。
受付所にて呼び鈴を押してしばらく待っても、誰も来る気配すらなくあきらめて外に出た。
重要文化財の仏像が安置されているであろうと思われるお堂の方へ進んでみる。
格子からのぞいてみると思ったとおり仏像があった。
間近で見ることができないのは残念ではあるが次回の楽しみとしよう。
鐘楼も青空をバックににして建っている。
大日如来坐像(重要文化財)は国宝、重文指定の63躰の大日如来像の中で4番目の大きさ(北陸随一)だという。
真横に赤松神社という名の神社があったのでお参りした。
凌霄山 常高寺
福井県小浜市小浜浅間にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は凌霄山。
浅井三姉妹の次女「初」、京極高次の正室(常高院)の祈願により建立され、常高院の墓所およびゆかりの文化財がある。
*浅井三姉妹の姉は茶々(淀殿)、妹はお江(崇源院)
山門
本堂側から見た山門。前も後ろも姿がよい。
真横から見た山門
常高院墓所
遊歩道「お初しあわせの道」と書かれているが、墓所までは210段の階段を上下することになる。
7・8分で着くが墓所はこのようになっている。
常高院の墓所を囲むように侍女の墓も残っている。
寛永10年(1663)お初は江戸で亡くなったが遺体を小浜まで運ばれ常高寺に埋葬された。
鐘楼
お初の肖像画
堂内では住職から寺の歴史やお初の(きづかいの)人がらなど40分程度の詳細な説明がある。
お初の位牌
各部屋にも案内され狩野派による襖絵など見所も多い。
本堂
近代的な建築物で歴史あるお寺の本堂とは思えない。
自然光が本堂を照らし寺のもつ暗いイメージなどまったくないが、内部は寺の雰囲気を保っている。
古い歴史的建造物を撮影してブログで公開しているが数百年後には歴史的建造物になっているはずだ。
これで、道の駅で入手したパンフに掲載されていた寺の紹介を終えるが、私の仏像の好みでいうと「妙楽寺」「羽賀寺」「明通寺」をお奨めする。
ご本尊の美しさばかりではなく、他の仏像も充実しているからだ。
最後に、小浜の各寺は間近で仏像が観ることができる点がすばらしい。
残念ながら仏像は撮影禁止のため画像では紹介できないが、寺の雰囲気は文章でわかってもらえると思う。
撮影 平成25年10月28日
昨日は連休最終日ということもあってか200台以上駐車スペースのある道の駅で宿泊したのは2台。
普段は大型車のアイドリングの音が気になるのだが、静寂な夜となりいつもに増して熟睡できた。
さて、長く続いた「若狭おばまの寺」を巡る旅も今日が最終回になる。
実際は2日間で回ったのだが、特に2日目は撮影月日でもわかるように6寺を参拝することになり充実した日となった。
地久山 圓照寺
福井県小浜市尾崎にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は地久山。本尊は大日如来。
大和国春日大社の神託で彫られた大日如来像を三笠山にて祭られたのち、南川対岸の谷田部地区の若狭堂谷に真言宗遠松寺を建立し祭られた。
南川の洪水により、文安元年(1444年)に現在地に移して圓照寺と名を改め、より臨済宗南禅寺派に改宗。
受付所にて呼び鈴を押してしばらく待っても、誰も来る気配すらなくあきらめて外に出た。
重要文化財の仏像が安置されているであろうと思われるお堂の方へ進んでみる。
格子からのぞいてみると思ったとおり仏像があった。
間近で見ることができないのは残念ではあるが次回の楽しみとしよう。
鐘楼も青空をバックににして建っている。
大日如来坐像(重要文化財)は国宝、重文指定の63躰の大日如来像の中で4番目の大きさ(北陸随一)だという。
真横に赤松神社という名の神社があったのでお参りした。
凌霄山 常高寺
福井県小浜市小浜浅間にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は凌霄山。
浅井三姉妹の次女「初」、京極高次の正室(常高院)の祈願により建立され、常高院の墓所およびゆかりの文化財がある。
*浅井三姉妹の姉は茶々(淀殿)、妹はお江(崇源院)
山門
本堂側から見た山門。前も後ろも姿がよい。
真横から見た山門
常高院墓所
遊歩道「お初しあわせの道」と書かれているが、墓所までは210段の階段を上下することになる。
7・8分で着くが墓所はこのようになっている。
常高院の墓所を囲むように侍女の墓も残っている。
寛永10年(1663)お初は江戸で亡くなったが遺体を小浜まで運ばれ常高寺に埋葬された。
鐘楼
お初の肖像画
堂内では住職から寺の歴史やお初の(きづかいの)人がらなど40分程度の詳細な説明がある。
お初の位牌
各部屋にも案内され狩野派による襖絵など見所も多い。
本堂
近代的な建築物で歴史あるお寺の本堂とは思えない。
自然光が本堂を照らし寺のもつ暗いイメージなどまったくないが、内部は寺の雰囲気を保っている。
古い歴史的建造物を撮影してブログで公開しているが数百年後には歴史的建造物になっているはずだ。
これで、道の駅で入手したパンフに掲載されていた寺の紹介を終えるが、私の仏像の好みでいうと「妙楽寺」「羽賀寺」「明通寺」をお奨めする。
ご本尊の美しさばかりではなく、他の仏像も充実しているからだ。
最後に、小浜の各寺は間近で仏像が観ることができる点がすばらしい。
残念ながら仏像は撮影禁止のため画像では紹介できないが、寺の雰囲気は文章でわかってもらえると思う。
撮影 平成25年10月28日
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