今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

金銀山 瑠璃光院 国分寺(岐阜県大垣市青野町)

2022年06月14日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年5月13日

金銀山 瑠璃光院 国分寺(美濃国分寺)
高野山真言宗 準別格本山
天平13年(741年)「聖武天皇」が鎮護国家を願い、諸国に国分寺建立の詔を出し建立された美濃国国分寺の後継寺院
開祖は「行基」 自ら薬師如来像を彫り、本尊とするとともに七堂伽藍を建て寺を開いたとされている

山門
雨が上がるのを車内で待っていたが、止む気配がなかったので傘とカメラを持って駐車場から移動した



扁額には山号の「金銀山 」
門の奥に仁王像の姿があった



仁王像
文化財の指定等の記載はなかったが、迫力ある姿は素晴らしい












鐘楼






観音像



水子地蔵尊



手水舎






縁起



階段奥に本堂が見える



当山第44世 了雄大和尚胸像



修行大師像
弘法大師が全国を御修行されている姿
「弘法大師(空海)」が三代目住職を務めている



本堂
現在の美濃国分寺は、焼失後江戸時代の元和元年(1615年)に再興された



奉納額






重文の薬師如来像かと思ったが違った






写真で見ると四天王像や十二神将像らしきものが確認できる






位牌堂横に「奥殿入口」とあったので行ってみることにした



階段が続く



一番高い場所に着いた



木造薬師如来坐像(重要文化財)
寺伝では奈良時代の作とし、行基が自らケヤキの大木から彫って美濃国分寺の本尊としたという像だ
条件は悪かったが、まさか拝観できるとは思ってもみなかった



下にあった案内板通りの姿をしている



奥殿からの眺望



寺社で見かける「鎖樋(くさりとい)」を単なる装飾品と思っていた(恥)
雨の日に訪れると屋根から横樋に導かれた雨水が鎖を伝うように排出されるのを目で見て楽しむことができる
日本で発祥した建材というが感心させられた



大師堂
真言宗の開祖弘法大師を奉安している



南部観音堂



この場所から見ると本堂から奥殿までの並びが理解できる
鳥居は国分寺鎮守堂(豊川稲荷)である



庫裏



全国各地にある国分寺巡りも楽しいかも知れない



美濃国分寺跡(史跡)も近くにあったが強い雨が降っていたので断念した

撮影日 令和4年5月13日

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