今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

三郎丸蒸留所(富山県砺波市三郎丸208)

2024年08月29日 | 蒸溜所・酒蔵
訪問日 令和6年6月3日

<前回に続く>金沢競馬場を出た後に能登半島にある「道の駅 ころ柿の里しか」に向かう予定であった
「三郎丸蒸留所」巡りを考えていて、HPで定休日を確認すると能登半島へ向かうとタイミングが悪くなると判断
富山県にある、道の駅「福光」に行き先を変更した
到着して直ぐに車内にいるのが不安になるほどの豪雨と雷(警報3が出ていた)
寝不足で朝を迎えると、スマホから突然地震警報が鳴り響いた
午前6持頃、能登半島でマグニチュード5.9の地震が発生したというニュースが流れた



三郎丸蒸留所
駐車スペースが少ないということで早めに道の駅を出た
駐車場には営業時間の30分前に着いたが、30台程度のスペースがあった



営業時間になったので門から中に入る
歓迎されているようで嬉しい



若鶴大正蔵
蒸溜所ガイド付見学は予約制
自由見学は当日受付可(有料:1300円)






若鶴酒造はもともとは日本酒の酒蔵
日本酒の造り酒屋などの軒先に新酒が出来たことを知らせる「杉玉」が吊されていた



この古風な暖簾がいい
この大正蔵内はショップにもなっている



事前予約はガイド付きだが、当日受付は簡単なマップを渡され自由見学となる



樽貯蔵庫



マップによると、この建物の緑の扉が入口となるが、錠前がぶら下がっていて入るのには勇気が必要だった



若鶴酒造2代目社長 稲垣小太郎 胸像



仕込み樽



麦芽貯蔵庫









貯蔵棚



この周辺は麦芽の香りが漂っている






この樽を車に載せて帰りたい(笑)



アニメーション映画「駒田蒸留所へようこそ」は三郎丸蒸留所が舞台となっている
その映画の主役 駒田琉生(るい)が案内をしてくれる



倒産寸前だった蒸留所を継ぎ、蒸留所の立て直しを目指して日々奮闘しながら、駒田蒸留所を代表するウイスキー「独楽)」の復活を考えていたというあらすじ
この映画を視て蒸溜所を訪れたという人も多いとか



糖化タンク
粉砕した麦芽に一定の割合でお湯を混合しながらマッシュタンに投入する



三郎丸蒸留所では1回の仕込みで1tのモルトから麦汁を取り出す






発酵タンク
麦汁と酵母を混合し発酵させる



エール酵母とウイスキー酵母の混合発酵を4日間行う
泡立っている発酵の様子を間近で見ることができる












世界初の鋳造製蒸留器「ZEMON」
ZEMON(ゼモン)は高岡銅器の梵鐘の技術から生まれたまったくあたらしいポットスチル



三郎丸蒸留所と梵鐘造りの名匠である老子(おいご)製作所により開発された






ポットスチル中央の棚の上には神棚があり「御神酒とサンシャインウイスキー」



木桶発酵槽
後期乳酸菌発酵を行う木桶発酵槽



当日受付の自由見学者



ZEMON(ゼモン)の開発についての説明



これまで販売してきたウイスキー









ウイスキーの製造工程の説明



アイラピートが苦手なのでこれまで三郎丸蒸留所のウイスキーは飲んでこなかった



一時の間室内に誰もいなくなった






このボトルは所有しているが未開栓
地元では入手困難で旅先の酒店で購入した



これは初めて見た



見学も終え、大正蔵のショップへと向かう



こちらは「茶房 令和蔵」



ショップに入ると「駒田蒸留所へようこそ」の、やりたいこともやる気もなく職を転々としてきた若い記者・高橋光太郎が迎えてくれる



まずは先人に敬意を表して






陳列棚には日本酒とウイスキーが並んでいる



こちらの棚の下段には「蒸溜所限定ボトル」が並ぶ



こちらには「北陸新幹線開通記念ボトル3種」



レジの壁には若鶴酒造の商号が掲げられている






最近では缶ハイボールも販売している






撮影 令和6年6月3日

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