得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・蔵の内部の構造は?

2009-08-13 17:40:37 | Weblog
蔵の街・喜多方から、

お盆の入りです。帰省客が次々と市内に入ります。そしてラーメンのお客さまがお目当ての店に並びます。

本日は曇り空ながら雨は降らずにまづまづでしたが、先ほどからポツリポツリと降ってきました。予報では明日も曇り空です。

私は本日、蔵並みギャラリーの当番です。先日書いたばかりですが、本日は大勢の御客様が入館しました。蔵のまち、喜多方の全市内の蔵の写真を120点余展示してます。展示している場所も蔵です。市内でも最も大きな蔵の一つで旧嶋新商店の商品蔵を活用してのギャラリーです。グリーンホテルの隣りです。
本日はお盆で帰省された方が大勢寄って行かれました。それぞれの写真を観て懐かしそうに「アッこの蔵知っている」と話しながら。
本日は鹿児島です。と言って実家が新潟ですが途中下車して、蔵のまちを散策してますと言うお客様がお出でになりました。
京浜地区のお客様が多いようでしたが若い方が結構入館してます。

本日の画像がギャラリー内部の映像です。蔵の写真は度々ブログに挿入してますが、内部の画像は久しぶりです。

正面のモノクロの写真は蔵のまちの写真家 故、金田実氏の写真です。
この蔵は4棟在る商品蔵のうちの3の蔵です。専門用語をチョットだけ使って表現します。長さが桁行き7間、梁間3間の2階建てです。戸前(出入り口)は観音開き土戸、板戸、格子戸の三重構造で、窓には片開きの鉄扉、鉄格子、障子戸が設置、床は1・2階とも板張りです。外腰壁には下見板が取り付けてあります。
画像に見える梁は「中引き」と呼びその上の梁が2階梁です。その上は2階の床板です。・・・建築年代は明治10年代の商品蔵です。屋根は切妻、瓦、軒は外壁面から(切ったて蛇腹)です。  これ等の言葉を理解できる方は建築の専門家です。

私も先ほどお墓参りに行ってきました。

明日、明後日も暑い暑い喜多方の夏祭りです。蔵のまちでお楽しみください。