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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・史蹟、小田付代官所。

2010-05-12 17:54:06 | Weblog
蔵のまち、喜多方から、

ときどき小雨が降りました。強い風が吹いています。気温も上がらず寒い一日です。

先日、画像で小田付代官所跡の石碑に立派な台座が完成と投稿しました。
その横にご覧のように立派な説明板が設置されました。これで小田付き蔵通りに観光名所が一ヶ所増えました。
場所はR459線の小田付交差点の直ぐ近く、北町、稲荷神社の境内です。石碑は元の場所より少し東側に移動しました。

説明板には次の様に記してあります。

史蹟 小田付代官所
 代官所は、江戸時代に幕府、諸藩の直轄地で年貢の徴収や土木工事、農政、治安をつかさどった地方官が、その事務をとった役所です。
 会津藩では、天明7年(1787)から寛政年間にかけて、家老田中玄宰による藩政改革が実施されました。この改革により、郷頭の権限は大幅に縮小され、四郡(会津・河沼・大沼・耶麻)に一人ずつ郡奉行を置いて、代官に二、三組を支配させることとなりました。
 小田付代官所は、小田付、小荒井の両組を管轄し、熊倉・上三宮・塩川の三代官所と共に河沼郡浜崎郡役所に属しました。文久二年(1862)閏八月二十五日、熊倉・上三宮・六町原・黒川・野沢の五代官所が廃止され、上三宮代官所にあった五目・慶徳の両組も小田付代官所に属することとなりました。
 代官所は、葦名四宿老の一人佐瀬大和守種常の居館小田付館の館跡に藩政期の天明八年(1788)三月十五日に設置され、幕末に及んでいます。

設置は、南町町内会と報徳社の皆さんの協力です。

小田付蔵通りへ巡ったときは、是非代官所跡をご覧下さい。