得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・「長床」へ初詣。

2011-01-03 17:31:40 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

新宮熊野神社 「長床」・・ 国重要文化財・・へ参拝に行ってきました。
ごらんの様に境内一面の雪景色です。先日の大雪で境内の杉の木の枝が至る所で折れています。樹齢800年といわれる大銀杏の枝は殆んど折れていません。

大晦日~元日に絵ろうそく祭りが行なわれたのですが、行けませんでした。
長床は四季を通じて私のブログで最も多く投稿されています。

雪景色・新緑・盛夏・そして秋の大銀杏の紅葉(黄葉)です。
4月20日過ぎの長床のしだれ桜が見事です。その都度画像で紹介します、ご期待下さい。

新宮熊野神社は市内でも最も歴史のある神社です。源頼義が陸奥征伐に赴いたとき、武運を祈り、天喜3年(1055)会津若松市河東町熊野堂に紀州熊野から勧請鎮座したのが始まりとされ、応徳2年(1085)に現在地に遷宮され4年後に造営を終えました。

長床の建築様式は藤原時代の貴族の住宅建築として知られる寝殿造りの形式をふんだものです。

長床は長大な規模と木太い柱の配列が特徴です。直径1尺5寸の円柱が44本10尺の等間隔に5列並び四方が吹き抜けのため、内部に林立する太い柱が見通され古風で荘厳な趣を今に伝えてくれます。
桁行9間・梁間4間 約(27m×12m)寄せ棟造り、茅葺きです。

雪景色の新宮熊野神社へ是非詣でてください。