蔵の街の、ひなの蔵めぐりは終了しあましたが、とても可愛い綺麗な掛け軸がありました。素敵な絵に折り紙細工を張り合わせた掛け軸でしょうか、シンプルですが明るい作品です。男雛が堂々と真ん中にあり、女雛が小さくなって寄り添ってます。そして男性が向かって右側です。今回のひなの蔵めぐりの親王飾りで、男性と女性の配置をみますと八割以上が向かって右側に女性でした、年代物ほど向かって右側に男性がくるようです。現在のケースに入っているセットでは殆どが右側に女性です、さて皆さん例年はどう云う配置にしますか?。
ひなの蔵めぐりは昨日終了しましたが、まだまだ可愛いお雛様がありましたので、紹介します、貝の型の袷せ雛です何処のお店にも必ずと言って良いほど展示してあります。今時の流行雛でしょうか?場所をとらずにに何処へでも飾れる利点があり数多く展示して楽しめます。いろんなデザインがあり可愛いお雛様です。このお雛様は桜の模様がとても綺麗でした。蔵の街・喜多方にこの春初めての雨が、弱い雨ですが朝から降り続いてます、やっと春が近づいたて来たようです。来週はもうお彼岸入りです、雪が残っている街なかを少し写して画像を入れようと思います。
蔵の街のひなの蔵めぐり、まちじゅうの多くの方のご協力とご好意のもとに、本日で終了です、好天に恵まれて市内には観光客の皆さんも普段より多く見受けられました。蔵の街案内所に午後からちょっと顔を出しました、本日の当番のNさんが、ちょうど水戸からの女性の二人連れの方に街を案内しているところでした。「すぐそこに蔵造りのお寺さんもあります」・・「エッ」「お寺も蔵なんですか?」ハイそうです、と言う事で私が案内しました。まずはすぐ近くの楽篆工房で、お雛様を「享保雛」です、隣の丸住さんで華やかな現代雛を観て、隣の大和川酒造さんで、これまた「享保雛」です。1716年~「エッ三百年前のお雛様ですか?・凄い」彼女達、驚きの目でじっくりと観ていきました。八代将軍・吉宗の時代です。どちらのお雛様も手入れ保存が良くて完全な型です。それからすぐ先の安勝寺へ案内しました。全国でも例を見ない蔵造りの寺です、窓の形が印象深く、黒い瓦の屋根と白い漆喰の壁のコントラストがとても美しい堂々たるお寺さんです。彼女達も「凄いお寺も蔵なんて!」としばし見とれていました。近いうちに蔵造りのお寺の画像いれます。本日の画像は先日の吊るし飾りです角度を変えるとこうなります。とても綺麗な吊るし飾りでした。
蔵の街の、ひなの蔵めぐり、番外編です。本日はご覧のように豪華な屏風です、小型ですが素晴しい逸品です。お内裏様はそれぞれ金屏風等の前に坐られますが、今回の雛めぐりで素晴しい屏風を数多く拝見しました。「そうなんだよ、この屏風が素晴しいだろう」と言う方が何人もおられました。私も気に入った品がこれです、皆さんもご存知の尾形光琳の代表作「紅白梅図屏風」です、勿論、模写図ですが実に丁寧に綺麗に描かれてます、お雛様の屏風としての使われ方もあるのです、明日で雛めぐりは終了します、まだ何枚か素晴しい屏風が有ったのでお店の方にお願いをして写してこようと思います。本日も屏風を写したいと言う人は、ハイ、初めてですと言われました、何回もお世話になりました。アイヅプロパンの岩田さんのショウルームです。
蔵の街の、ひなの蔵めぐりも明日、明後日で終了します。2日間どうか好天に恵まれることを祈ります。本日もやはり伝統のお雛様を紹介します。先日も一箇所ありましたが社飾(ヤシロカザリ)りです、やはり昭和の初期なそうです社も立派ですがお雛様も素晴しい一揃いです、内裏雛、三人官女、それに随身です、これでセットだったそうです、寺町エリアの北側・喜多方ブラザーミシンさんの店内に展示してあります。本日は配列、配置について話しますと、桜と橘は左近の桜・右近の橘で、向かって左側が橘になります、向かって右側に桜です、三人官女は、よく観れば一人は眉がありません。三方を持ってることが多いとおもいますが、その雛が真ん中です、随身は必ずどちらかが長いあご髭があります、年長者ですから左側、向かって右側になります。本日のお雛様は少し配置が違うようですが・・雛様もいつも同じ並びでなく別の雛と並んでみたくなるかもしれません。あまり拘ることもないでしょう。
蔵の街の、ひなの蔵めぐり・街を代表するお雛さまの一つが表通りから見えるショウウインドウに展示してあります。市内一丁目の五十嵐六七八薬館さんです、このお店も今回のイベント参加店ではありませんが、立派な年代物の内裏雛を二組展示してます。今回も画像がガラス越しですので鮮明ではありませんが、江戸時代の享保雛の後の古今雛の型に少し似ています。この頃までは女びなの袴の前が綿を入れて膨らませた状態になってます。肩も角張った張り少なくなり丸みを持ってくるようです。店の方も確かな年代は確認できないようですが、江戸時代の作に間違いないお雛様です。もう一組やはり江戸時代の末期と思われる親王飾りが店内に展示してあります。このお雛様はやはり年代的に新しいぶん彩色がきれいに残っています、年代を重ねるとどうしても、くすんできますそれでこそ時代を感じさせるのです。
蔵の街の、ひなの蔵めぐりも残すところあと4日となりました。昨日まで可愛いお雛様を観てきましたが、本日のお雛様は会津型染めです。ふれあい通りの下南・お菓子のヤマグチさんの店内に展示してあります。会津型染めは、江戸時代以来東北に分布した型紙を使った藍染です。「染色工房れんが」さん冠木さんで行ってます、体験学習もできます。本日の画像も光が反射してますが、良く観ると味わい深い作品です。明日もまだまだ有りますので、見てください
ひなの蔵めぐり・本日のお雛様は海を渡って来ました。沖縄から、琉球ガラス製です、西四ッ谷観光駐車場より少し南へ下がったところに、「ギャラリー喫茶・きりん」さんです。沖縄はガラス製品で有名ですがこのお雛様も、とても可愛らしく彩色が見事です、ガラスですから本当に輝いてます。先日のテレビ福島の土曜日サタふくで放映されました、店内には伝統のお雛様からモダンなお雛様まで、30種類ぐらいのお雛様を見ることが出来ます・お雛様と併せて写真の展覧会も行われてます、・・こうして数多くのお雛様を観て歩くと伝統のお雛様から現代のモダンな品まで、大から小まで、材料も着衣も各種有りいろんな楽しみ方をしているのが分かります、これからも新しいお雛様がどんどん誕生すると思われます。さて・明日はどんなお雛様でしょうか?。
ひなの蔵めぐり、本日も可愛いお雛様です、喜多の郷観光案内所に展示してあるお雛さま、小柄ながらもご覧のように可愛い雛様市内の漆器屋さん(木之本・KINOMOTO)の手製の・桐の粉ひな人形です。とても可愛いので紹介しておきます。木之本さんの店内にはオリジナルのいろんなお雛様が並んであり観るだけでも楽しいです、勿論商品で販売してます。お店のパンフには・国産の最高級といわれる、会津桐の木片を練り込んだ粘土で、一つ一つ手びねりで作っております、伝承の蒔絵技法も取り入れながら日本の美を表現しました・と書いてあります。いろいろと新しい物に挑戦している女性のスタッフが頑張ってます。次は五月の飾りです、夏は風鈴の絵付けの体験で大勢のお客様がいつも観えてます。明日も可愛いお雛様を紹介します。
蔵の街の、ひなの蔵めぐり本日は晴天に恵まれて大勢の観光客や市内の皆さんが見えました。県内からも見えてました、パンフレットを手に持って雛巡りをしている旅人を多く見ました、皆さん本当に有難う御座いました。「喜多方って偉いなー、街中でみんな協力してるんですね、」と言う言葉を何度もいただきました。案内所や駐車場でパンフを貰い印をつけて貰いながら歩いている人が多かったです。本日の画像は先日のふれあい通り、下南の武藤さんの店内に展示してあるお雛様です、珍しいので紹介しておきます。ご覧のように陶器製です、綺麗に彩色してあり光かがやいてます。聞くのを忘れましたが、何処の産でしょうか?三次人形も有名です。私は本日、渡部家の店蔵に行ってきましたが、壇飾りのお雛様は上から親王飾り、三人官女、五人囃子と並ぶはずなのですが、三人官女が見当たりません、数組のセットがあるのですが、いずれも三人官女が無いのです、と言う事は最初から親王雛の次の壇には五人囃子だったのでしょう、京都や上方では三人官女・五人囃子と並びますが、江戸で壇飾りが普及するある時期に上の壇から親王雛・二段目に五人囃子というセットが有ったと思われます。市内の他所の店でも家の雛様は三人官女はありません、五人囃子です、と言う方がいます、江戸時代の雛様です。勿論それ以降の壇飾りは上から・2・3・5・2・3人と並んでいるようです。15と言う数字は奇数で縁起の良い数字なそうです、後一週間まちじゅうが雛のギャラリーです、何度でも巡って観ましょうその都度新しい発見があります。