ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「サフラン」 アヤメ科 

2018-11-12 19:23:24 | 日記
        「サフラン」 アヤメ科 ☆11月4日の誕生花☆
        花言葉は… 残された楽しみ・陽気・愛への誘い



 今朝の最低気温は午前7時の11.2℃。  最高気温は午後2時の19.1℃。
今日は終日ドン曇り。 夕方から小雨が降り始めました。


  《朝散歩… クリニック周辺 5.6㎞ 8,032歩 2時間》
今朝はスーパーまで車で行き、そこから歩いて皮膚科に行って来ました。
これまで行っていた皮膚医院が廃業したので、新しいクリニックに行きました。
このクリニックは予約制なので、行ったらすぐに診てもらえました。 
いいですねぇ。 すぐに終わったのでクリニック周辺を散歩。
帰りに車を置かせてもらったお礼に、スーパーで好物の柿を買って帰りました。


 今日の花は 「サフラン」 です。


 
“クロッカス” と同じ仲間で、春先に咲くクロッカスを “花サフラン”、
この秋咲きの花を 「薬用サフラン」 と呼ぶ事もあるそうです。 
中海沿岸~西アジアが原産地とされ、古くから雌蕊を香料や染料として利用していたそうです。 
今でも “サフランライス” や “カレー” “パエリア” などの黄色の着色料、香料として
使われているようです。 
乾燥した雄蕊を水に戻すと鮮やかな黄色い着色料となります。 




古代ギリシアでは 「サフラン」 の黄色が珍重され、王族だけが使うことを許されるという
ロイヤルカラーとされた時代もあったそうです。 
日本へは江戸時代に薬として伝わり、現在、大分県竹田市が日本国内の約8~9割を
生産しているそうです。


 「サフラン」 にまつわるイラクの民話…
【昔、バグダッドの都に住んでいた裕福な商人が、街角に捨てられていた赤ん坊を
養子にして大切に育てました。 
養子は賢く美しく信心深い娘に育ち、王様の妃に迎えられました。
王様は妃に高価な首飾りを渡し、大切にするように言いました。 
ところがある日、乞食が妃に 「預言者ムハンマドのお情けにかわってお恵みを」と
言ったので、妃は王様からもらった首飾りを与えてしまいました。 
王様は怒って妃の両手を切り落とし、親元へ返しました。
 
 一方、乞食は首飾りを売ったお金を元手にして商売を始め、大商人になりました。
ある日、商人は、「決して人に会わず、よその国の人となら結婚してもよい」 という
変った娘の噂を聞き、結婚を申し込み、娘を妻に迎えて故郷に旅立ちました。
その妻は、王に両手を切り落とされた妃でした。  
妻は夫の故郷に着く前日、妻は、夫に手を使う用事を命じられたらどうしようかと
思い悩み、泣きました。 そして…
“神様、預言者ムハンマドのために手を差し上げた私をお救い下さい” と祈りました。
すると、緑色のターバンを巻いた預言者ムハンマドが現われ、女の両手を元通りにしました。
そして、ムハンマドが女の頭に手をあてがい、野に手をかざすと一面にサフランの花が
咲き出しました。

 
 商人の故郷に着いて数日後、商人はよく肥ったガチョウ2羽を妻に渡し、
客に出すご馳走を作らせました。 
妻はムハンマドが咲かせてくれたサフランで料理に香りをつけました。 ところが…
戸口に来た乞食が 「預言者ムハンマドのお情けにかわって施しを」 と言ったので、
妻はご馳走をすべて乞食に与えてしまいました。 

 商人は妻を叱りました。 
すると妻は 「私は預言者のお情けと言われた時、ガチョウよりはるかに高価な
首飾りを与えたこともあります」 と言いました。 
商人はその首飾りをもらった乞食が自分であることに気付き、妻に詫びました。 
その時、戸口の乞食が言いました。 
「あなたの手を切ったのは私です。 私はかつてあなたの夫でした」 
戸口の乞食はかつての王様でした。 
商人夫婦は乞食を迎え入れ、一生世話をしてあげました】


今日の歩数     8,032歩 (診療が早く済んだので…朝散歩)
今月の歩数   111,234歩=  77.9km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数  2745,012歩=1921.5km

コメント (4)
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