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ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「サクラタデ(桜蓼)2種」 タデ科 

2024-10-01 08:05:02 | 日記
    「サクラタデ(桜蓼)2種」 タデ科 ☆11月1日の誕生花☆
             花言葉は… 優雅な清楚さ・愛くるしい


            ⇧ 「サクラタデ(桜蓼)」 ⇧



         ⇧ 「シロバナサクラタデ(白花桜蓼)」 ⇧



  10月1日(火) 今日も和泉市の天気予報は “晴” です 。 
  24時間予報では、終日 マークが並び、他のマークは1つもありません。
  今朝の最低痕は午前6時の21.3℃でした。最高気温は午後2時の29.7℃を予想しています。
  湿度は60%弱で、少し暑いかも知れませんが、秋晴れの彼岸花見物日和になりそう?
  今朝は、いつも「彼岸花」を撮りに行く松尾川沿いの田んぼに行ってみようかと思っていす。

   今日から10月です。たった1日違いですが、9月は厳しい残暑が思い浮かぶ 夏。
  10月は爽やかさが思い浮かぶ 秋。 やっと夏を乗り越えた感はありますね。
  今日の予報も “晴” と出ていますが、でも9月の暑さと違い、10月に入っての暑い日は 
  “もう先が見えてる” 感じがして、なんとなく気が楽ですよね

  昨日の予報は “曇のち晴” でした。 明け方4~5時に小雨が降った事になっていますが、気が付きませんでした。
  いや、寝ていたんじゃないんです。 4時半ごろにオシッコで目が覚め「大谷の試合が5時からだった」
  という事で、寝床で横になりテレビを見ていたんです 大した雨ではなかったようです。
  昨日の朝も涼しかったですね。4時の21.5℃が最低で、最高気温は午後2時の28.7℃でした。
  家でテレビを見ている分には過ごしやすい日和でした。 妻は庭の草むしりで大汗でした
  明日の予報は で、夕方から曇って来るようです。 気温は29.1℃を予想しています。




今日の花は サクラタデ(桜蓼)/シロバナサクラタデ(白花桜蓼) です。
 最初の花は「サクラタデ(桜蓼)」です。




     ⇧ 背景の黄色い小さな花は、水生植物「アサザ」です(花の文化園にて) ⇧




ごくごく薄い桜色をしています。ひげはこの花を見ると さくら貝の歌(倍賞千恵子)が思い浮かびます。
       ♪美しき桜貝一つ 去り行ける君にささげん
                この貝は 去年の浜辺に われ一人 ひろいし貝よ 
 
 花の色がさくら貝に似ているだけですが  倍賞千恵子さんの透明感のある美しい歌声、いいですね



蓼の仲間の中では花は大きい方、とは云え1輪は7mm程です。
“ヒラタ君” と比べれば花の大きさ(小ささ)が分かりますね。
ガラス細工のような透明感、淡いピンク… 雑草とは云えこの花の愛好者も多いそうです。







ラムサール条約登録湿地ひぬまの会》によると・・・〖国内では本州・四国・九州の湖沼や河川の水辺に生える
多年草で、高さは 0.5~1m になります。花期は 夏から秋で、タデ科では花が一番大きいとされ、
淡紅色のきれいな花です。花弁はありませんが、花被 は長さ 5mm になり花弁のようにみえます。
雌雄は別の株になります。涸沼では見た目が似ているシロバ ナサクラタデもあり、こちらの方が生育地点は多く、
花被は白色で、長さも 4mm 程度でやや小さな花で す〗



雌雄異株だそうで… 〖雄花は雄しべが雌しべより長く、花被から突き出す。
雌花は雌しべが雄しべより長く、雄しべは花被から突き出さない。 雄花の方が多い〗・・・そうです。 


⇧ 雄蕊が沢山見えます。 “雄花” でしょうか。


⇧ 3つに分かれた雌蕊が突き出ています。 “雌花” のようですね。
タネを付ける事は稀で、地下茎が伸びて良く増えるそうです。

 白い花は 「シロバナサクラタデ(白花桜蓼)」 です。




花は “サクラタデ” より一回り小さく、沢山の花が付いて花穂が垂れ下がります。





ウィキペディア]》によると・・・〖花期は8-11月。花序は茎先に数個つき、ふつう細長く、先端は垂れ、
偽総状にややまばらに花をつけるが、晩秋に咲くものは花序が太く短くなって花を密につける。
サクラタデと同様に異型花柱性で、雌蕊が長く雄蕊が短い長花柱型と雌蕊が短く雄蕊が長い短花柱型の両型の
花をもつ個体が混生した条件で、双方の型の間で花粉のやり取りがなければ結実しない性質をもつ〗





白い花も清潔感が有っていいですよね。 蓼の仲間の花弁に見える花びらは萼です。
どちらの蓼も原産地は日本、中国、朝鮮半島、インドだそうです。
日本では、北海道、本州、四国、九州、琉球に分布し、湿地や湿った草原に生育するそうです。




 過去の「和泉市・市民文化祭 子供絵画展」に出品されていた絵を紹介しています。          

 しばらくは「百羽の鶴」の読み聞かせを題材にした絵をご覧ください。(6年生の作品です。
 読み聞かせ ⇒ 情景を絵にする… 一貫授業として小学校が取り入れているようです。
 ですがどの作品も似たような描き方が気になります。
 よくは知りませんが ‶こういう描き方もありますよ″ という統一した描き方の指導があるようです。 
 子供たちの自由な発想を妨げるとして賛否両論あるようですが、一つの画法として知っておいてもいいのかも知れないですね。
 もうすでに紹介した絵を載せる事が有るかも知れません。 ご容赦を・・・


月の光に照らされた鶴は白。 月を背景の鶴の羽根は黒。 なかなかやりますね  
       
 「百羽の鶴」 とはこんな物語です  奈良県大淀町役場HPより
〖冷たい月の光で、こうこうと明るい、夜更けのひろい空でした。
そこへ、北の方から、真っ白な羽を、ヒワヒワとならしながら、百羽のツルが、飛んできました。
百羽のツルは、みんな、同じ速さで、白い羽を、ヒワヒワと、動かしていました。
首をのばして、ゆっくりゆっくりと、飛んでいるのは、疲れているからでした。
なにせ、北の果ての、さびしいこおりの国から、昼も夜も、休みなしに、飛び続けてきたのです。
だが、ここまで来れば、行き先は、もうすぐでした。

楽しんで、待ちに待っていた、きれいな湖のほとりへ、着くことができるのです。
「下をごらん、山脈だよ。」と、先頭の大きなツルが、嬉しそうに、言いました。
みんなは、いっときに、下を見ました。黒々と、いちめんの大森林です。
雪をかむった、高い峯だけが、月の光をはねかえして、はがねのように、光っていました。
「もう、あとひといきだ。みんな、がんばれよ。」百羽のツルは、目を、キロキロと光らせながら、
疲れた羽に、力を込めて、しびれるほど冷たい、夜の空気をたたきました。
それで、飛び方は、今までよりも、少しだけ、速くなりました。もう、あとが、しれているからです。
残りの力を、出しきって、ちょっとでも早く、湖へ着きたいのでした。
するとその時、一番後ろから飛んでいた、小さな子どものツルが、下へ下へと、おち始めました。

子どものツルは、みんなに、内緒にしていましたが、病気だったのです。ここまでついてくるのも、やっとでした。
みんなが、少しばかり速く飛び始めたので、子どものツルは、ついていこうとして、死にもの狂いで、飛びました。
それが、いけなかったのです。
あっという間に、羽が、動かなくなってしまい、吸い込まれるように、下へおち始めました。
だが、子どものツルは、みんなに、助けを求めようとは、思いませんでした。
もうすぐだと、喜んでいる、みんなの喜びを、壊したくなかったからです。
黙って、グイグイとおちながら、小さなツルは、やがて、気を失ってしまいました。
子どものツルのおちるのをみつけて、そのすぐ前を飛んでいたツルが、鋭く鳴きました。
すると、たちまち、大変なことが起こりました。
前を飛んでいた、九十九羽のツルが、いっときに、さっと、下へ下へとおち始めたのです。

子どものツルよりも、もっと速く、月の光をつらぬいて飛ぶ、銀色の矢のように速く、おちました。
そして、おちていく子どものツルを、追い抜くと、黒々と続く、大森林のま上あたりで、
九十九羽のツルは、さっと羽を組んで、一枚の白い網となったのでした。
すばらしい九十九羽のツルの曲芸は、見事に、網の上に、子どものツルを受け止めると、そのまま空へ、舞い上がりました。

気を失った、子どものツルを、長い足でかかえた先頭のツルは、何事もなかったかのように、みんなに、言いました。
「さあ、もとのように並んで、飛んでいこう。もうすぐだ。がんばれよ。」
こうこうと明るい、夜更けの空を百羽のツルは、真っ白な羽をそろえて、
ヒワヒワと、空の彼方へ、次第に小さく消えていきました。
コメント (2)
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