沢山の話しをしたり聞いたりすることで、
普段の「暮らしの中身」を知る事は・・・僕たちの仕事では大切な事です。
技術的な事も大切だし、「聞かせていただきながら考える事」も重要だし、
時代の流れで「仕事の中身」も変わっていきます・・・・・・。
本質は変わりませんが、
「技術的な仕事」だけでは「暮らしをつくりだす部分」のソフトとハードのバランスを
設計するには「無理」が生じるような気がしていますから・・・・・・。
そういう意味で「業界内の目線」だけではいけないということを日々感じています。
当たり前ですが・・・・・・。
住まいの新築計画。
イロイロな仕事が並行するのですが、
構造の要素を検討しています。
木造の二階建て住宅。
二階のバルコニー部分にも少し細工をしているので、
ちょっと「窓」と「壁」と「天井」があるような計画で・・・・・・。
「大人の隠れ家」のような場所を「離れ的」にバルコニーに計画しています。
つまりはあえて屋内で行き来のないスペースとして一旦「ベランダ」に出ることで、
「離れ」というスペースに・・・・・・。
なので、「構造的」な部分の調整で、
検討中・・・・・。
開放的に計画しつつも、「骨組み」をしっかりとチェックしながら。
柱の位置関係や強度・・・・・構造の要素についても「同時」に考えて
調整中ですよ・・・・・・。
表面的な事ではなくて、中身が大切ですから。
何事も・・・・・・。
今日はいろいろな相談や打ち合わせや会議など・・・午前中から午後にかけて、
移動の多い一日でしたが、進展もいろいろと。
会社の規模の大小という意味ではなくて、
信用のできる「仕事」と「対応」・・・・誠実さが大切だと日々実感していますよ。
そういう部分も考えて計画しないといけないと思うのです。
後になって「わかる事」も沢山ありますから・・・・・。
「質」の部分・・・よい会社には本質をわかっている「職人さん」が出入りしていますからね。
勿論「そういう人たち」が集まってくるので・・・・・。
ただ単純に「仕事さえすればいい」と考えている場合と「そうではない場合」では結果は異なってくるので。
建築会社も設計事務所もそうですし・・・それ以外の仕事でも・・・そうですよね。
分かる人には分かると思います。
さて、仕事の話しですが、
普段の暮らしをしっかりと「把握」した計画が住まいづくりでは大切ですよね。
各部屋や収納計画もそうですが、
水まわりもそうです・・・・・。
LDKの関係性。
家族の集いの場を大切にするのですが、「家事動線」も考えると、
意外に・・・ダイニング側に収納を計画することが「よい場」を計画することになるケースもあります。
実際にダイニングテーブルで行う作業などを考えるとわかる事もありますよね。
ダイニングテーブルに食器を出したり、
調味料を出したり・・・・・配膳の前段階など。
ランチョンマットとか・・・・・。
キッチン近くへ収納できるようにしたほうが・・・・と、ついつい思ってしまうようなものが、
実はダイニングスペースに近いところに収納することで、
家事動線や暮らしが心地よくなることもあるんです・・・・・・。
「スペースの使い方」で作業環境も変わりますよ。
実際の動きをシミュレーションしておくことが大切ですからね。
住まいの計画には・・・・・・。