本校も,24日のクリスマスイブをもって,無事に2学期を終えることができました。
一年で一番長かった2学期。
でも,振り返ってみると,あっという間ですね。
さて,終業式の午後は,定例の校内自主監査がありました。
各学級の児童要録,出席簿,学級会計…
親和会会計,児童転出簿,それに職員勤務処理簿…
学校には適正に処理されなくてはいけない公簿や帳面がたくさんあるんですね。
初任の頃はそれぞれの存在や役割すら知りませんでしたが,何年も繰り返していると,「へぇ~こんなのがあるんだ」なんて,学校の仕組みを知る勉強になったりもしました。
また,この校内自主監査のやり方って,各学校によって様々ですね。
以前いた学校では「プライバシーを考慮」して,職員の勤務処理簿は自分のものをチェックしていました。
しかし今回の学校は「他者の目で客観的にチェックを」ということで,別の先生の勤務処理簿をチェックしました。
同時に,各公簿や帳面の書き方にも違いがあります。
例えば児童指導要録などは,様式は同じで,大まかな書き方についても冊子に説明があるのですが,細かな点については,学校裁量となっている部分も多くあります。
だから,転勤先で思わず自分なりの付け方をすると
「それ違うよ」
って指摘を受けたりします。
だから
監査を受ける公簿については,書く前に書き方を確認する!
ことが必要だと感じました。
○児童要録…総合的な学習の時間の「観点」の覧には,指定のゴム印があるのかもしれない!
○出席簿…欠席や遅刻が「0」の場合,「0」でなく「・」と記入するようになっているかもしれない!
○学級会計…領収書の並べ方に決まりがあるかもしれない!
○勤務処理簿…時間の訂正には,自分の訂正印だけでなく,校長の訂正印も必要なのかもしれない!
これらのように,学校ごとに違ってることって結構あります。
他にも細々とした部分で違いが考えられるので,特に初めての年は,公簿の書き方は確認しておくことですね。
自分の経験から「当たり前」なんて思っていた書き方が,ご法度だったときにはショックを受けます(笑)
面倒なのは,こういった公簿の訂正は時間がかかるということです。
いちいち訂正の線と訂正印が必要なのもそうですが,それがもし児童30人分の書類に必要だったりすると,「先に聞いておけばよかった~!」って後悔します(笑)
だから書き方を確認する。
一番いいのは,別の学級の書いているを見せてもらうことでしょうね。
前年度の書き方を見るのもいいですが,それと今年では書き方に違いがある場合もあるから要注意です。