3学期がスタートしました!
クラスにも元気な子たちが帰ってきました!
うーん,にぎやか!
うーん,さわがしい!(笑)
1年生の教室って,不思議と(ではないのかもしれませんが)独特な「におい」がしますよね。
なんというか,子どものにおいっていうんでしょうか。
あまいような,ほわんとしたような。
この若干なつかしいと思えるにおいも,帰ってきました(笑)
1時間目が始業式。
2時間目に3学期の大事な話。
そして,3時間目に係決めと一人一役決めをしました。
子どもたちにとっては,この決め事は結構大きなイベントなんですよね。
やたらと真剣で,やたらと盛り上がります。
まあ,学校の先生でいうなら校務分掌が決定するみたいなもんですから,そりゃあ重要ですよね。必死にもなります(違うかな 笑)
ここで間違いなく必要なのは
係決めは,確固たる,誰もが納得のいくルールのもと,行う!
ということです。
必死な子どもたちですから,そこも真剣です。
誤って,先生がてきとうなやり方で,あいまいなルールでやっちゃうと,これは暴動が起きかねません。
悔し涙をずーっとひきずる子だって出てきます。
私も,毎年,毎学期のことだから,色々とやってみました。
その中で,私が今の時点で一番「確固たる」「誰もが納得のいく」ルールだと思えるものを紹介します。
~係決めのルール~
①係を選ぶのは基本的に自由。好きな係の所で手を挙げる。
②所定の人数内であれば,手を挙げた子で決定。
③もし,所定の人数をオーバーしてしまった場合は,下のルールにのっとる。
→前学期に経験していた子は,その時点で辞退する
→別の子に「譲ってくれた子」は,次以降の係で,また自由に選択する権利がある
→譲る子がどうしてもいない場合は,ジャンケンで文句なし。しかし,ジャンケンに参加して負けた子は,係決めが二順目になるまでは,他の係を選択する権利はない。(残りものしか選べない)
そして決めてはこれ。
→「譲ってくれる子が,絶対にえらい!!」ことを先生が強調する。もし譲ってくれたら,その子にクラスみんなで絶賛の拍手を送る。
以上です。
いかがでしょうか。
ルール的には,公平で納得のいくものだと思います。
「勝負して負けたらそれなりの悔しさや不利益を感じる」という経験をさせること。
そして,「譲れる優しい子」を目立たせる方法です。
係決めの前にこのルールをしっかり説明して,「譲ること」を強調してのぞむと,単なる係決めでも,ドラマティックな場面に何回も遭遇することがあります。
譲ってくれた子に,周りのみんなが
「なっちゃん!えらい!優しい!」
なんて。
そして,次以降,そうして譲ってくれた子には,不思議と別の子も「私が譲ってあげるよ」と優しくしてくれたりするものです。