本校は今日3学期の始業式でした。
欠席もなく,クラスの子たちが全員教室に戻ってきて,また活気が帰ってきました。
おもしろかったのが,朝8:00
いつもはもっと早く教室に行くのですが,今日は校門に立って子どもたちの登校の様子を見ていたので,この時間になってしまいました。
私が教室に入るとすでにクラス全員の子が入っていました。
「おはようございま~す!!」
「あけましておめでとうございま~す!!」
「先生,あけおめ~!!」
久しぶりに顔を合わすとうれしく思ってくれるものなんでしょうね。
やたらと大きい声のあいさつ。
「はい,おはよう。おはよう。」
私もニコニコしながら教卓に行き,いつものように荷物を置いたりしていると,
あらららら・・・
教室中で遊んでた子たちが,全員スルスルっと自分の席につきました。
そして,全員だまーって座っています。
(ん?)
という顔を私がすると
(ん?)
という顔を子どもたちもしました。
私は思わず噴き出しそうになりながら言いました。
「・・・・・まだ遊んでていいよ。8時でしょ。朝の会は何時からだっけ」
「あら~!!」
「なんかね~!」
朝の会は8:15から。
なのに子どもたちは私につられたのか,8時で席についてしまいました。
少し緊張気味の顔がかわいかったですが,冬休みボケもまじってるんでしょうね。(笑)
とにかく,短いラストシーズンのスタートです。がんばります。
さて
前回に続いて「3学期の学級経営」についてですが,これも付け加えます。
クラスオリジナルのシステムは最後にはリセットしておく!
意味分かりますでしょうか。
クラスには,それぞのオリジナルのシステムがあることと思います。
朝の会,授業中,給食,昼休み,そうじ,帰りの会,宿題・・・・・・
大きなシステムから,小さなシステムまで。
ありがちなシステムから,珍しいシステムまで。
それらは1・2学期の間に子どもたちの間にすっかり浸透し,今ではクラスの常識のようになっているはずです。
このシステムは,担任と子どもたちの間で,必要だと思われるから取り入れているものばかりでしょう。
そしてそれらは,3学期は先生が指導するまでもなくスタートの時点から再起動します。
ここで,3学期らしい一つの認識を。
やはり,3月末でクラスは解散し,4月には新しい担任のもと,新しいクラスがスタートするという認識を持っておきましょう。
ということは,あまりに珍しい,あまりにユニークな,あまりに独特な,あまりに自分オリジナルなシステムは,徐々に元に戻していく方がいいでしょうね。
「元に戻す」とは,一般的なクラスのやり方に戻しておくということです。
新しい担任の先生がその子たちを受け持ったときに
「え?なにそれ?」
ってびっくりして,学級生活に困ることがないように。