机間巡視を積極的にする先生と,しない先生って分かれるように思います。
マメな先生がするのかなぁ
となると,おおざっぱな先生がしないってことかなぁ
いや,仕事的にゆとりのある先生がするのかなぁ
そして,仕事的にゆとりのない先生がしない・・・・
うーん,ちょっと分かりませんが,先生にもそれぞれにいろんな癖があるものです。
そのひとつでしょう。
ちなみに,私は,たぶん,あんまりしない方だと思います。
自分なりの感触で,そう思うだけですが。
・・・・ってことは,私はおおざっぱか,ゆとりがないか。
まぁそれはいいとして。
さて
いい机間巡視を考えています。
前回のから続いて2つ目に,
机間巡視をしながら積極的に子どものノートに手を加える!
手を加えるってことは,
→マルをつける
→花マルをつける
→アンダーラインを引く
→「Good!」と書く
→「OK!」と書く
→ニコちゃんマークを書く
→「△」を書く
→「?」と書く
という赤ペンの技。
さらに
→子どもの字を指でなぞる
→子どものノートをもらっていく
→隣どおしの子どものノートを交換する
→作業してる子どもの手の横で「グッド」の合図を出す
おもしろいのは
→腰をかがめて,わざとらしいほど近い距離で子どものノートを凝視する
なんてものも。
こういったことをすることで,先生が見てくれた,反応をもらえた,評価してもらえた,ということになり,子どもたちには励みになるものです。
ノートを高い位置から眺めただけで,だまーって通り過ぎるのでは,子どもからすれば
(なんだよ,えらそうに。いいのかよ,悪いのかよ。)
って感じです。(おおげさかな?)
先生としては,それだけで子どものできを把握しているんでしょうから,机間巡視の目的としては果たせているのかもしれませんが,がんばって作業している子どものためになることもしてあげたいものです。
赤ペンでどんどんマルをつけていくのは一般的なやりかたで,マルをもらった子はうれしくなって,その後それを進んで発表できるようになるでしょう。
おもしろいのは,マルだけでなく,上に挙げたような,赤ペン以外の手の加え方です。
子どもは一瞬驚きますが,思わずその子と先生とで笑顔になりそうになります。
いずれの手の加え方も,「うんうん」と感心するようにしてあげると,子どもは評価してもらっていると受け止めて喜びます。
同時に,いずれも瞬時にできることが条件ですね。
クラス全員のノートを見て回りたいですから,一人の子のところに長々といるわけにはいきません。
何度もやって,瞬時にサッとできる腕を磨きましょう。