小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

子どもの先生を見る目が変わる瞬間

2012-01-14 10:09:49 | 「教師-子ども」関係の攻略法

3学期がスタートし,1週間が過ぎました。

授業という授業は3日間しかなかったのですが,長く感じられましたぁ

授業を終えて,「ふぅ」と一息つくと

(・・・・まだ3時間目か!?)

と気付かされます。(笑)

早く仕事リズム,仕事体力を戻さなくては。

さて

子どもたちと過ごす日が戻ってきてうれしいことの1つが,

「一緒に遊べる」

時間が戻ってきたということです。

特に昼休み。

子どもと一緒に遊ぶのが私は大好きです。

たまに,仕事をしなくちゃいけなくて遊べないときは,すごくテンションが下がります。

罰のプリントをさせられて,昼休みを奪われた子どもの心境です。

受け持っているのは5年生なので,サッカーもドッジボールも鬼ごっこも,対等にやっちゃいます。

思うんです。

子どもは遊びの中で先生に憧れる!

そういう一面を必ず持っていると思います。

何といっても,遊びは子どもたちの最大の文化です。

一番大好きなものです。

遊ぶときに,どの子も目が輝き,笑い,心を揺れ動かし,学び,他人との関係を築きます。

そんな場面に先生が入ることは,これまた子どもにとっては印象的な姿に映るものです。

そして,遊びの中で活躍する人は,子どもにとっては無条件に憧れる人となります。

それは,先生に限らず,子どもだろうが,大人だろうが,男子だろうが,女子だろうが。

スポーツで活躍する先生。

知的な遊びで活躍する先生。

遊びを教えてくれる先生。

遊びをリードしてくれる先生。

こんな先生たちに子どもたちは自然と憧れの感情を持ち,その先生のそんなところが好きになります。

ある意味,若い先生の特権のようなものでもありますが,若い先生と言わず,年配の先生だって,子どもと一緒に遊んでくれる先生はいっぱいいて,やっぱりそんな先生を子どもたちは好きになるものです。

子どもとのいい関係を築く,大きな機会だと感じています。

授業が上手な先生や,語りが面白い先生にももちろん憧れることはありますが,「遊べる先生」になるには,ほとんど修行もいりません。

「よし!やるか!」

の勢いで,だれでも子どもとの距離を近づけることができます。