授業から現実逃避して,子どもと遊ぶことばかり考えています。(笑)
昨日は男の子たちとサッカーをしました。
今年のクラスの子たち,結構みんな上手なんです。
だから私もうれしい。
思い切り一緒にやれますからね。
子どもたちは給食後,場所取り戦争に負けるわけにはいかないので超ダッシュで運動場に走り,コートを確保します。
(時にこれが行き過ぎて職員会議の話題になることも 笑)
そして無事にコートを確保し,サッカーを楽しみます。
私が少し遅れて
「入れてくれ~」
と入っていくと,まず「どっちのチームに?」の話になります。
プレーを中断させてしまってちょっと申し訳ない気持ち。
両チームとも「こっち!」「こっち!」と言ってくれるから,まだうれしいですね。
これが「いらないよ」だったらショックです。。。
そしてじゃんけんやら何らかの方法でチームが決まり,再開です。
そしてプレーしていると,「昼休みの草サッカー」なのでいろんな出来事が起きます。
出来事というか,トラブルですね。
「りょうすけが2年生と激突した~」
「ボールがフェンス越えて道路に出た~」
「今のファウルだろ~」
「やっぱり先生こっちチームだろ~」
「やべ!おれ給食当番で食器返すの忘れてた~」
「そっちのチーム強すぎておもしろくない~」
「おい!ふざけてんな!真剣にやれよ~」
「ねえ!もうキーパー代わってよ~」
細々としたものから,大問題に発展するものまで色々です。
ひどいときは,けんかになったり,サッカーが続行不可能になるようなときもあります。
そんなときはもちろん子どもたちも不満一杯です。
怒ってる子,泣いてる子,あきれてる子・・・・
なんとか問題を解決して,また楽しいサッカーを再開したい。
ここで,先生の出番。
・・・・・・・・でしょうか?
思います。
遊びはトラブルがつきもの!先生はトラブルすら楽しむぐらいの気持ちで遊ぶ!
子どもは,遊びの中で起きるトラブルからも,また多くのことを学びます。
みんなが納得のいくルールを作ることが必要だということ。
対決は平等であることが前提だということ。
自分の気持ちを曲げないといけないときだってあるということ。
人の気持ちをくみ取るということ。
そういったことを学ぶ貴重な瞬間なんですね。
だから,先生は少し遠目で見守ります。
もしこれが体育の授業であれば,断固として先生が割って入る場面も必要でしょう。
でも,それと昼休みの「遊び」は,目的が違います。
トラブルもいいんです。
おおいにトラブリなさい。
それで遊びがダメになるようなら,まだまだ未熟だということ。
どうすればいいのか,教室ででもじっくり話し合ってみましょうよ。
そうして,どんなトラブルが起きようと,自分たちでなんとかやりくりして,遊びを成立させていける子どもが育っていけば,これまたうれしいことです。