昨日、附属小学校の研究公開に出席してきました。
年度末のこの時期、学校として出張費用を余らせるわけにはいかず、誰かをどこかへ派遣しなくてはいけません。そのコマになってしまいました。。。。
なんて偏屈なことを言ってはいけません(笑)
私の勤める学校でも来年度に大きな公開を予定していて、その勉強をしてこいということでしょう。
公開を見た感想。
予想以上におもしろかったです。
実は前年度も同じ附属小の公開に行っていて、そのときは期待外れだったのを覚えていたので、今年はどうかなぁって思っていたのですが。
(昨年は研究発表の会場で、1000人近い参加者のうち大半が眠っていました)
今年は見所があって、勉強になりました。
やっぱり提案していることが明確で、それが子どもの姿で表れている研究がいいですよね。
指導要領の「言語活動の充実」を受けた「ことば」「対話」をテーマとした研究でした。
附属の子だからしっかりしているというのもあるのかもしれませんが、子どもたちがよく「語って」いました。
それを支える先生たちも上手でした。
(さすが、夜中まで学校に残ってお仕事をされている附属の先生たちだ… 自分にはできん)
なんていらんことを思いながら。
さて
昨日はこのために丸一日クラスを留守にしました。
出張でクラスを空けるときに担任が思うことは共通して
「しっかりしてくれるかなぁ」
「なんのトラブルも起こすなよ!」
ってことですね。
出かけ間際に
「担任がいないからダラけるんじゃなくて、担任がいないからこそしっかりする。そんなクラスになるんだよ!」
なんて精一杯のことを伝えて。
クラスを留守にしてる時間に思うことですが
担任がいないときの姿を想像して、普段の学級づくりをする!
そんなことも必要だなと。
要するに「自立した学級」をいかに普段からつくれるかということです。
・学級生活をスムーズに流すシステムができている
・授業にのぞむ基本的な姿勢が全員に身についていてる
そんなクラスは、担任がそばで、あーだこーだ言わなくても、安心して任せられます。
普段からそれができていないのに、担任が留守にするそのときだけ子どもたちが、ガラッと変わるなんてことはありえませんから。
特にもう一年間も終了が見えてきているこの時期です。
留守を恐がるクラスであってはいけないはずですね。
・・・・・と言いながら、うちのクラスはどうだったのでしょうか