そろそろじゃないでしょうか。
1年で最後の授業参観。
だいたい3学期制の学校だと,1つの学期に2回ずつあることが多いと思います。
が,もちろん学校によっては様々でしょうね。
地域柄,熱心な学校はもっとしているかも。
さて
授業参観で何の授業をするか,いつも悩むところです。
何といっても,先生の腕の見せ所ですから。
保護者への語りが,どんなに口が達者な先生でも,授業が下手なら信用なりません。
保護者への語りが,どんなに口下手な先生でも,授業が上手なら信用できます。
・・・って感じじゃないでしょうかね。
(以前,同僚の先生で,授業参観でプリントの答え合わせをしていた先生,冊子をつくるために紙を綴る作業を延々と子どもにさせていた先生を見たことがあります… 愕然)
授業参観の中身を考える際に,大切なこと1つ。
保護者参加型の授業,どっぷり見せる授業,年間を通してバランスをとる!
ようにしています。
「保護者参加型の授業」とは,授業に保護者の人も入ってもらう授業ですね。
道徳で,親子で語り合う授業。
図工で,親子で共同制作する授業。
体育で,親子レクをする授業。 などなど。
これらは盛り上がる授業になりやすいし,来てくださった保護者の方にも出番があり,「来てよかった」というものになりやすいです。
活動がメインなので,先生の出番は逆に少ない。
授業参観として,おおいにアリな形ですね。
ただ,これだけでは「先生の腕の見せ所」としては物足りない。
そこで「どっぷり見せる授業」も必要です。
これは,先生と子どもたちでつくりあげる普段の授業の形で,保護者の方は見ていただくだけです。
先生と子どもで,できるだけ「いい授業」をつくりあげます。
そして,保護者には,見ているだけで「おもしろい」と思ってもらったり,
「あぁ,このクラスでは毎日こんな授業をしているんだ。安心だ。」
と思ってもらえれば,授業参観のねらいバッチリです。
年間に何回もある授業参観。
1年というスパンの中で,両方のタイプの授業参観をバランスよく実施するといいでしょう。