多くのクラスで卒業・修了の学級文集をつくっていることと思います。
ちなみに私も小・中・高校で文集を作ってきたのでしょうが,一冊も残っておりません。。。
あまりそういうのを大事に保管するタチではないのでしょう。
少しさびしい性格です。
でも,子どもたちにはえらそうに
「一生残るものをつくるぞ!」
と言っています。(笑)
「一生残したい」
と思うものをつくることができれば,自然と残っていくものでしょうから,それが目標です。
さて,文集づくりを何回も経験していると,
「ありがちなミス」というが分かってきます。
まず
ミス① 誤字脱字が多すぎる文集
これは痛いですね。
子どもたちの間だけで読むならいいのかもしれませんが,周りの大人が見ると,「このクラスの子たちの学力はこんなに低いのか!?」「担任は何してんだ!」ってなります。
また,その子たちが大きくなって読み返したときに,自分の字で情けない気持ちになります。
これは避けたいですね。
ミス② 書いている内容にまずいものがある文集
これも印刷したあとに発覚して,青ざめてしまうパターンです。
不適切な言葉を使っていたり,誰かを中傷するような言葉を使っていたり。
残念ながら子どもが意図的にそんな言葉を書いている場合もあるし,「まずいもの」という自覚はないまま書いてい場合もあります。
文集を書かせるスタートの時点で,そんなことは書かないように指導したつもりでも,行き渡らず,そんなものが入っていることがあります。
これらのミスをなくす,というより取り除くためにも
印刷前の字や内容のチェックは綿密にする!
学期末になかなか大変な作業ですが,やりましょう。
子どもが主体的に作成する作品ですので,できるだけ子どもの自主性に任せたいところですが,やはり担任として必要なチェックはしなくてはいけません。
ミス①やミス②がないか
1.隣同士でチェックする
2.文集制作委員がチェックする
3.担任がチェックする
ぐらいのステップを踏んでチェック体制を強化したいところです。
これだけのフィルターにかければ,潜んでいたミスも取り除くことができます。
子どもが書いたページが,「完成してからのお楽しみだからね」なんて言って,だれの目にも触れないまま印刷,製本してしまうことだけはないように。
次に,ミス③・・・・
以降はまた次回。