今日授業でしたところ,子どもたち難しそうだったな~
あんまり解けてなかったな~
このまま次に進むには不安が残るな~
そんな感触が授業後に残ることがありますね。
例えば6年生算数。
指導要領が改訂され,教科書が新しくなり,新たな単元が入ってきています。
教える先生側も,指導の仕方にとまどうところもあるし,子どもたちには難易度が高いものもあります。
ここで残してしまった不安をそのままにしておくのはよくないことなので,何か手を打たなくてはいけません。
いろんな方法があるでしょうが,単純に
その日の宿題は,授業でした課題と全く同じものを出す!
といいでしょう。
「宿題」というと,新たに先生がそれ用のプリント等を準備しなくてはいけないイメージがあります。
もしくは「日記帳」「漢字帳」のような,お決まりのもののことも多いでしょう。
しかしこの日は,宿題を役立たせましょう。
授業で取り組んで,子どもたちが
(難しいな~)
という顔をした問題を,そっくりもう一回
「今日の宿題で解いておいで」
ということにします。
子どもたちにとっては
「え,また?」
という感じがしましが
「そう,また。」
です。
解けた子にとっては,確実な習得のために。
解けなかった子にとっては,今度は解けるようにするために。
授業で残ってしまった不安を,宿題という場を借りて少しでも解消できるようにします。