皆さん、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくです。
わたしは正月らしく家族で集まり、ゆっくりとした楽しい時間を過ごさせてもらっています。
自分の実家に帰っても、妻の実家に帰っても、いつも温かく迎えてくれて、おいしいごはんでもてなしてくれます。
若いころは当たり前のように思っていましたが、最近、自分にも子どもができたからか、本当にありがたく思います。
頭が下がる思いです。
いつか自分も里帰りした我が子をそんなふうにもてなす立場になるのかなぁ なんて考えたりも。
さて
家族はみんなお酒が好きなので、正月はここぞとばかりに飲んでいます。
もちろん私も。
他愛もないいろんな話で盛り上がるのですが、今日は義父がこんな話しをしてくれました。
「先生っていうのは本当にいい仕事だよなぁ」
という話から、自分が小学生だったころの思い出話に。
「4、5年生の頃の担任の先生は本当にいい先生だったと思う。子どもたちの個性をのびのびとさせてくれた。今でも楽しい思い出しか浮かばんよ。」
「ところが6年生になって、担任の先生が代わって、急変したよ。とにかく集団の規律をきちっとする先生でなぁ。もうどうでもいいやって思ったもんな。」
集団の規律をきちっとする先生。
言葉だけ聞けば、いい先生のように聞こえます。
が、教え子にはそれがたまらなくいやだったと。
私も6年生の担任だからその先生の気持ちは分かるつもりです。
学級をしっかりとまとめることが担任としての重要な仕事ですし、それができないことには他のどんな教育活動も安定しません。
高学年ともなれば、担任は子どもに負けないために、必死になります。
私も疑うことなく、それができる先生はいい先生だと思っています。
しかし、何十年も経って語る教え子の感想は、「いい先生」とは真逆でした。
もちろん当時の詳しい話は分からないから一概には言えませんが。
学級のために、子どもたちのためにと思ってしていることが、必ずしも子どもたちの期待に沿ってはいないのかもしれない。
酔っぱらいながら聞いた話でしたが、このときだけは真剣に考えさせられました。
自分の学級経営はどうだろう…
義父が語ってくれたから気づかされました。
身近な大人に聞いてみることはいいことでしょうね。
「どんな先生がいい先生だったか」
「どんな先生が嫌いだったか」
ふぅ…
スマホで書くのはまだ一苦労です。