ブログを長らくお休みして,ついに年を越してしまいました。
ちょくちょく休みがちになってしまったこのブログに呆れて,離れていってしまった読者さんも多いかと思います。
仕事が忙しくなってきたとか,家庭的に大変になってきたとか,そういうことは一切ないのですが,申し訳ない。。。
このブログも,数えてみると6年目を迎えました。
何の肩書もない一教師の小さな実践を記録する,身の丈に合ったブログ。
このスタンスをやはりこれからも変えず,謙虚に記録し続けていきたいと思います。
更新が滞らないように,少し生活リズムに変化をつけてみました。
このリズムを早く軌道に乗せて,コンスタントな更新を今年はしていきたいです。
読者の皆様,よろしくお願いします。
さて
昨日から3学期がスタートしました。
私が受け持つ6年生クラスも,初日から40人近く全員が顔を合わせることができ,冬休みの間に寒々しい風が通っていた教室にも,一気に活気が戻ってきました。
この活気が担任にはうれしくも,同時にこれからまたそれとの格闘の日々が始まるわけですが。(笑)
新学期のスタートに当たって,最も大事にしたいのは
「早くいつもの学級のリズムを取り戻す」
ということです。
長期休業中にすっかり生活リズムを崩してしまい,学校生活への意欲もトーンダウンしてしまっている子どもたちです。
早く学校モードに切り替えさせ,心地よいいつもの学級のリズムに乗せてあげたいところです。
そのために,まずやってはいけないことは,
「先生がしゃべりすぎる」
これでしょう。
しゃべりたくなるんですよね,新学期のスタートは。
まだ寝ぼけた顔をしている子たちに喝を入れるべく。
特に3学期となると
「さあ,最後の学期だぞ!いいか!今日からは一日一日を…」
もちろん大事な話で,必要な話です。
ここに先生の精一杯の熱意を込めて,新学期をスタートすることはとてもいいことです。
ですが,この話が長くなってしまっては,子どもたちは受け入れられません。
ただでさえ,聴く姿勢を失っていますので,耳に入れ,心で受け止められる量にはかなりの限界があります。
できるだけ,短く,分かりやすくまとめるべきです。
同時に,新学期を迎え,学級生活や授業のことについても,改めて話をすることになりますが,これも長くならないこと。
いろんな決まりごとなどをいくつもいくつもくどくどと説教じみて話しては,やはり子どもたちは受け入れられません。
これらについても「一時に一事」を基本として,いいタイミングにいい話を,やはり短く分かりやすく。
何より,先生の長い話は学級にいいリズムを生みません。
学級にいいリズムを生むのは,間違いなく「子どもの活動」!
その量を豊富に確保すること。
それをテンポよくつくること。
そして徐々にその質を上げていくこと。
それを担任は何より心がけていくべきです。
新学期の授業のスタートに際しても,「授業の受け方」のおさらないなど,オリエンテーションじみたおkとをじっくりとやるよりも,まずは授業の中身にサッと入る。
そして「子どもの活動」を繰り返し,リズムをつくる。
中にはまだその活動についてこれない子もいるかもしれませんが,基本リズムは崩さず,うまく,こそっとその子たちにはそばでフォローしてあげるようにして。
そうすると,先生があーだこーだ言わなくても,自然と子どもたちは2学期までに教わってきた授業の受け方などを体で思い出すことできるものです。
特に短い3学期です。
できるだけ早く学級のいいリズムを再開させたいものです。