今年は本当に出張やら研修が多い…
何度クラスの補教計画を書いていることか。
クラスの子にはそのたびに
「ごめんねぇ」
みたいな話をしなくてはいけません。
日報では保護者向けに
「ご迷惑をおかけします」
と。
もちろん出張も必要な仕事ですから,前向きに臨みたいところですが,今年はあまりに多くて,ちょっとまいっています。
高学年クラスを一日留守にするということは,6時間分の補教計画を立てなくてはいけないということで,それは必然的に他の先生の時間を6時間分奪ってしまうことになります。
(まぁ,そもそも音楽や理科の専科の授業をうまく当てはめられたる部分もあるのですが)
出張に行く前には,補教に割り当てられた先生のところに出向き
「先生,補教,すみませんね。お願いします。」
と頭を下げに行きます。
そして,その授業の打ち合わせを簡単に行います。
このときいつも思うのですが,こうして補教に入っていただく先生の様子で,その先生の人柄がよく分かるような気がします。
「いいんですよ~」
「先生も出張大変ですねぇ」
「あのクラスの子たちに会えるの楽しみです」
なんて,明るい顔で引き受け手くださる先生は,本当にこっちが救われた気分になります。
自分の時間が奪われてしまうのに,心が広いなって思います。
仕事は持ちつ持たれつ,お互いさまってことを理解して仕事ができる先生でしょう。
いい先生ですね。
逆に,やはり暗い顔をする先生もいるものです。
露骨にはしなくても,ちらっと。
そんな先生には
(申し訳ないなぁ・・・)
って気分に,やっぱりなってしまいます。
そういえば,以前に教務をしていたときに,一度だけ,補教をお願いした先生に断られたことがあります。
「その日は忙しいから」
そのときは唖然としました。
いやぁ,いろんな先生がいるもんです。
出張のたびに,そんな先生たちの人柄を垣間見ることができます。