衆院選は自民党が圧勝でしたね。
日本の教育をどうするのか、それが我々の一番の関心です。
少人数学級の実現は
教員の免許更新制度の今後は
教員の研修制度の充実は
教員の配置数の今後は
学力テストの実施は
高校、大学の授業料は
奨学制度は
これらのことは民主党時代、それ以前からも「あーします」「こーします」と言われ続けて、実現したりしなかったり、実現してはまた元に戻ったり。
現場は政治に振り回されている感が否めません。
これからの政治には、現場が本当によくなるように、確実で、丁寧な教育改革を期待します。
さて
研究公開について長く振り返ってきましたが、これでラストにします。
研究公開が終わってちょうどひと月ほど経ち、改めて考えてみます。
「研究公開をして、得たものはなんだったのか?」
指定を受けて、教科研究に関する大きな研究を本校は引き受けました。
校長をリーダーに、私たち本校職員は長い時間をかけて研究を進めてきました。
私はその活動の舵取り役を任されました。
多くの参観者を集め、研究を公開しました。
・・・得たものは
〇研究教科を中心に、本校の子どもたちの成長を見た
これが一番。
なはずです。
が、現実の話をします。
これだけじゃない。
〇指定をした人たちが、意図したものを得られて満足した。
〇指定を引き受けた校長が、役割を果たし安心した。
〇研究を進めた本校職員が、研究教科に関する研鑽を積めた。
〇研究を中心となって進めた私に、キャリアがついた。
〇この研究を見た外部の人たちに、刺激を与えた。
〇本校の今後に、今回の研究が何らかの布石を打った。
〇大きな公開をやり遂げた実績が、本校の保護者や地域の目によく映った。
思いつくままに挙げてみました。
中には、裏の部分をつつくような内容のものもありますが、それも実際だと思います。
研究に最も近い所にいたからこそ、私にはそれらが強く感じられます。
公開をして得たものに、いいも悪いもつけられないでしょう。
これが本当の話で、これが研究公開をする学校の味わうものだと思います。
学校が研究をすることは当たり前のことです。
ですが、
それを「公開する」というのは、本当に特殊なこと!
だと初めて思いました。
それは思っていた以上に激しかったです。
この特殊性は、私にとってはおもしろいものでした。
新鮮な刺激をいつも仕事に求めていますから。
「子どもの成長」
を目的に掲げて研究を進めた結果、あとからいろんなものがついてきちゃったという感じですかね。
またいつかこんな仕事を経験する日が来るでしょうか。
もうないかな?
意外と近いうちにまたあったりして・・・?