どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

而今の会

2015年04月25日 | 読書・歴史
而今(にこん)とは、「今この瞬間を精一杯生きる」という意味らしい。
矢野先生に教えていただきイベントに参加した。

まず12時から講演会
場所は浅草橋の共和会館、120名が参加した。

テーマは「日本人よ強くなれ~生誕180年福澤諭吉に学ぶ」
講師は慶應義塾大学名誉教授 中村勝範氏

諭吉は生まれてすぐ父を亡くしたそうだ。
武士でも下級武士、しかも次男だった諭吉は
後継にはなれない。
生きていくためには坊さんになるしかなかった。

どうして生まれた時から人の一生が決まってしまうのか?
門閥制度に対して憤りを持ち、平等な世の中の実現を目指した。

そのような実体験から生まれたのが
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」で有名な
「学問のすゝめ」である。

諭吉の生涯を学んだ後、福澤諭吉の墓参り。
地下鉄で麻布十番へ移動し善福寺へ向かった。

善福寺はもともと空海が開山した寺(824年)で
都内では浅草寺に次ぐ歴史のある寺だそうだ。

修行僧が寺の説明をしてくれた。

その後、ひとりひとり諭吉の墓に線香をあげた。

本堂の中にも入ったが実に芸術的な装飾だった。
聖徳太子の肖像画も祀ってあった。
聖徳太子は仏教を最初に日本に伝えた人物だそうだ。

そういえば、私が幼い頃は一万円札の肖像画は聖徳太子だった。
いつからかそれが福澤諭吉に代わった。

そんなことを考えながらお寺を後にした。


寺の境内にある樹齢800年のイチョウの木
樹そのものも大きいが、生き抜いてきた歴史も実に大きい。

<麻布山善福寺 official site>








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