五木寛之氏は1932年生まれ、86歳になる。
その五木氏が灘高校の生徒に、
自らの人生と考え方を語り、
さらに質疑応答をする。
その内容が、実に興味深い。
小説家には、物事を観察する力と
表現する力が求められる。
そして、それらの深みというものは、
人間としての生き様が反映される。
発する言葉は、繊細で温かいが、
時に、力強いエネルギーを感じた。
それは、目の前の若者に対して、
同じ目線で正面から向き合う真摯な姿勢の表れであり
精一杯のエールでもある。
さらに世代を超えて、
すべての”日本人”に対するメッセージにも思えた。
(書中では、何をもって生粋の日本人というのか、
またステレオタイプの日本人というくくりで物を考えるのは
時代遅れだとの指摘もあるが・・)
読み進んでいくと、
私も講演会場にいるようなライブ感を覚えた。
教科書に載っていない、歴史や人間論。
九州もんの、気概を感じ、心地よい。
その五木氏が灘高校の生徒に、
自らの人生と考え方を語り、
さらに質疑応答をする。
その内容が、実に興味深い。
小説家には、物事を観察する力と
表現する力が求められる。
そして、それらの深みというものは、
人間としての生き様が反映される。
発する言葉は、繊細で温かいが、
時に、力強いエネルギーを感じた。
それは、目の前の若者に対して、
同じ目線で正面から向き合う真摯な姿勢の表れであり
精一杯のエールでもある。
さらに世代を超えて、
すべての”日本人”に対するメッセージにも思えた。
(書中では、何をもって生粋の日本人というのか、
またステレオタイプの日本人というくくりで物を考えるのは
時代遅れだとの指摘もあるが・・)
読み進んでいくと、
私も講演会場にいるようなライブ感を覚えた。
教科書に載っていない、歴史や人間論。
九州もんの、気概を感じ、心地よい。
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