どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

学校

2021年04月03日 | TV・映画
私はこれまでに何本の映画を観たのだろう。
少なくとも、1,000本以上は観ていると思う。

その中でどれが一番良かったかと問われれば
「学校」を挙げる。

1993年公開「学校」山田洋次監督
夜間中学校が舞台だ。

学校はシリーズ4まである。
2は養護学校
3は職業訓練校
そして4は不登校。

それぞれの「学校」には、それぞれの人生がある。

学校で何を学ぶのか、
そして何のために学ぶのか。

この映画を観ると、
今日一日を生きること、それ自体が学びであり、
出会いのすべてが人生の学校であるように思える。

夜間中学校の生徒・・イノさん。
50を過ぎているが読み書きができない。
それを教えてくれる場所ということで入学した。

職業は日雇いだろうか?
お酒が好きで、競馬が好きで、
生きることに器用ではないかもしれないが、
どこまでも正直で純粋な人柄だった。

そのイノさんを演じていたのが田中邦衛さんだ。

先月24日、亡くなったそうだ(享年88歳)。

個性的な名優が、また一人、天国へ旅立った。

彼は数々の名作に出演しているが、
ある意味、彼が出演しているからこそ、
名作となったともいえるのではないか。

少なくとも、この「学校」はそうだと思う。

心よりご冥福をお祈りしたい。

合掌





湯島聖堂の葉桜・・季節は春から初夏へと向かっている。

2021年度 「朝の論語塾」初日。
このような学びの場に参加できる事に
まずは感謝の意を申し上げたい。

教え有りて類無し
おしえありて るいなし

人は生まれながらにして善人・悪人と別れているわけではない。
人格をを磨いて初めて仁者となるのだ。

教えとは、人物から学ぶこと。

だから出会いは大切なのだ。


吾日に吾が身を三省す
われひに わがみを さんせいす

他人の事を批判しても仕方ないし、
他人の事をうらやんでも仕方ない。
自分がどう生きるか、そこを問わなければならない。


論語塾は私にとって人生の学校だ。


<学校 ~松竹作品データベース>


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