本日、司馬遼太郎の命日。
彼の作品に思いを寄せながら何気なくTVをつけた。
NHKスペシャル「立花隆 最後の旅」
司馬と共通する哲学を感じたので
印象に残った言葉を夢中で書き留めた。
一言一言に情熱と深みがあり、
メモは1500文字に至った。
生前のインタビューで、
ときおり感極まって言葉が詰まるシーンがあった。
さまざまなテーマに対し、真摯に命懸けで取り組んでいる姿勢に心が震えた。
番組の具体的な内容は割愛し、
特に印象に残った言葉を以下に記す。
・・・・・
生きるって面白い 分からないから面白い
人間という存在はもっと豊かで
そう簡単にこうだと言えないから
そこに面白さがある
人はみな生まれてから死ぬまで全部が
自分探しの旅をしているのだと思うんです
現代社会において最大の問題は、
あらゆる知識がどんどん細分化し断片化し、
ありとあらゆる専門家が、実は断片のことしか知らない。
専門家が総合的に物を知らない。
それが現代における最も危機的な部分であるから
断片化した知を総合する方向に行かなければならない。
50年後の未来社会の萌芽は、すでにこの世の中にある。
しかし、どれが本当の実現するポテンシャリティーを持っているか分からない。
分からないけれども とにかくトライしないと
どれが本当かは分からないわけです。
常に分からない状態の中でトライにトライを続けるということが
われわれ人間が置かれた運命なわけです。
そのとき必要なのは夢見る力なんです。
単に夢見る力だけじゃなくて その夢を見つつ
そうなって欲しいとか それを実現させたいとか
そう思うパッションが出てくると その夢それ自体が
自己実現能力を持ってくるわけです。
司馬も元は新聞記者・・ジャーナリストだった。
膨大な資料と史料を収集し読み込む手法から
醸し出す奥深い文章はその魂と共に私たちの心に刺さる。
未来に受け継ぐべきは、物質の前にその精神だと
改めて思った。
<見えた 何が 永遠が ~立花隆 最後の旅~NHKスペシャル>
彼の作品に思いを寄せながら何気なくTVをつけた。
NHKスペシャル「立花隆 最後の旅」
司馬と共通する哲学を感じたので
印象に残った言葉を夢中で書き留めた。
一言一言に情熱と深みがあり、
メモは1500文字に至った。
生前のインタビューで、
ときおり感極まって言葉が詰まるシーンがあった。
さまざまなテーマに対し、真摯に命懸けで取り組んでいる姿勢に心が震えた。
番組の具体的な内容は割愛し、
特に印象に残った言葉を以下に記す。
・・・・・
生きるって面白い 分からないから面白い
人間という存在はもっと豊かで
そう簡単にこうだと言えないから
そこに面白さがある
人はみな生まれてから死ぬまで全部が
自分探しの旅をしているのだと思うんです
現代社会において最大の問題は、
あらゆる知識がどんどん細分化し断片化し、
ありとあらゆる専門家が、実は断片のことしか知らない。
専門家が総合的に物を知らない。
それが現代における最も危機的な部分であるから
断片化した知を総合する方向に行かなければならない。
50年後の未来社会の萌芽は、すでにこの世の中にある。
しかし、どれが本当の実現するポテンシャリティーを持っているか分からない。
分からないけれども とにかくトライしないと
どれが本当かは分からないわけです。
常に分からない状態の中でトライにトライを続けるということが
われわれ人間が置かれた運命なわけです。
そのとき必要なのは夢見る力なんです。
単に夢見る力だけじゃなくて その夢を見つつ
そうなって欲しいとか それを実現させたいとか
そう思うパッションが出てくると その夢それ自体が
自己実現能力を持ってくるわけです。
司馬も元は新聞記者・・ジャーナリストだった。
膨大な資料と史料を収集し読み込む手法から
醸し出す奥深い文章はその魂と共に私たちの心に刺さる。
未来に受け継ぐべきは、物質の前にその精神だと
改めて思った。
<見えた 何が 永遠が ~立花隆 最後の旅~NHKスペシャル>