どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

陰騭録いんしつろく

2023年02月19日 | 読書・歴史
雨水の候

寒さも幾分やわらぎ、春が近づいていることを感じる。

外は雨。


「陰騭録」いんしつろく 著:袁了凡(1533-1606)
を読み始める。

現在大河ドラマでやっている「家康」と同じ時代を
中国で生きた人間の書だ。

同時代の武将
織田信長 1534-1582
豊臣秀吉 1537-1598
徳川家康 1543-1616

人間とはどう生きるべきか、子に書き残した家訓ともいえる書だ。

陰騭(いんしつ)とは陰徳積善(いんとくせきぜん)が大切だという思想だ。

陰徳とは、見えないところで行う徳(良いこと)。
それを積み重ねることが積善だ。

逆に言えば、自分をよく見せようとして(スタンドプレー)
行うことは徳とはいえないのかもしれない。

個人的には売名行為でも良いことは良いと思うが、
この書のいいたいことはそうではなくて

わからなければ何をやっても良いということではないという戒めだ。

天が見ている・・敬天

人は天にして生じ、且つ天にして死す。

確かに命は天から授かったものだが、
運命は自ら切り開くことが出来る。

というテーマが根底にあるようだ。


じっくりと言葉をかみしめながら読み進めたい。


<陰騭録 wikipedia>
コメント
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